「CMから男女の描かれ方を考える」ディスカッション@横浜市立大学

f:id:rengejibu:20180819122951j:plain

横浜市男女共同参画センター主催のパネルディスカッションでモデレータを務めました。

 

登壇者はクリエイティブ・ディレクターの梅田悟司さん、ウートピ編集長の鈴木円香さん、ライターの武田砂鉄さん、大学生でHigh(er) magazine編集長のharu.さん。男女半々、20代~40代まで集まりました。

 

サントリー「頂」、「ユニバーサルホーム」、「宮崎県日向市」、花王「ビオレ」のCMを見て、参加した方々に「好きか嫌いか」挙手していただき、少し意見を伺った後、登壇者で議論という流れで進めました。

 

男性の視点、女性の視点、20代の視点、そして作り手の視点と様々な角度で話題になったり炎上したりしたCMについて語り、発見の多い時間だったと思います。

 

私が特に面白かったのは「ビオレ」のCMで、お祭りのような派手なメイクをした男女が登場し、他人に見せるためでなく自分が楽しむためのメイクを提案しつつ、ビオレで洗った後の素顔もすてきだよ、というメッセージが伝わってきました。登場するのが男女というところがポイントで、もはやお化粧は女性だけのものではないことが、何も説明なく明るく前向きな雰囲気からつたわってきたのが印象に残っています。

 

中には「何でこんな炎上しそうなCMを作ったんだろう」というものもありましたが、梅田さんの解説で制作者の論理を知ることができたのも面白かったです。

 

チラシのセンスも良く、事前告知した時に「行きたい!」と言ってくれる友達がたくさんいました。