国際比較データや話題になったCMを見ながら、日々のケアワークを振り返りました。
寮生の男子学生は「休日は食堂が休みのため自分で作ります。この間はカレー、今週末はピーマンの肉詰めでした」。両親共働きだったという女子学生は「父親はもちろん、私たち子どもも出来ることをみんなでシェアしました」。一方で「母が全部やってくれます」という人も。色々ですね。
希望者が出席するタイプのレクチャーで、約40名の半分が男子。「なぜ興味を持ったのか?」尋ねてみたら、性別役割分担すればいいと言ったら、彼女に怒られたから、という声も。
「実家のある地域ではお祭りの時、男性はお酒を飲み、女性は料理など忙しくしている。おかしい!とずっと思ってきたけれど、誰も分かってくれなかった。今日の話を聞いて、自分は間違っていなかったんだ、と思いました」という方もいました。
一生懸命考えて、自分の体験に基づいた発言をしてくれたので、私も大変勉強になりました。インド、フランス、中国、ネパールの留学生の意見も聞くことができて、日本と似ているところ、違うところを感じました。