国立女性教育会館(NWEC)で「メディアとアンコンシャスバイアス」のパネルディスカッション

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左から山本さん、私、中村さん。

NWEC国立女性教育会館)のパネルディスカッション「メディアとアンコンシャスバイアス」にご登壇いただいたハフポスト中村かさねさん、Google山本裕介さん。本当に面白く勉強になりました。

お二人からは、ご自身が関わった「女性エンパワーメント」に関する動画を見せていただきました。

 

中村さんは国際女性デー、山本さんは育休からの復職とテーマは異なりますが、共にアンコンシャスバイアスをいかに乗り越えるか、というのが隠れたテーマになっています。

 

良い表現が生まれる背景には、よく考えて仕組み化された企業文化や人材マネジメントがあります。その表現を使って変えたいリアルな課題は何か。リアルをリアルのまま描いて現状追認に陥らず、一歩先の未来を見せるにはどうしたら良いか。もちろん、性別役割分担や不安、バイアスに関する理解と議論も深いところまでしています。

 

ジェンダー炎上が頻発している昨今、外側から他人事のように批判して終わるのではなく、どうしたら良いものを自らの手で作れるのか真摯に考え、受け手や撮影対象を信じる姿勢がお二人に共通していたように思います。

 

単に演出上のテクニックに留まらないお話が聞けて私は大満足。終了後はお二人の前に長い列ができ、公共部門におけるデジタル広報について、突っ込んだ質問も出ていました。