私は、こちらを含む3点を挙げています。
リ・ナオルさんは、韓国・米国・日本で教育を受けており、現在は日本在住。比較の視点があるため、子どもの読み物教材にはらむ問題に気づいたのだと思います。
私はちょうど、娘が「ちいちゃんのかげおくり」を音読していてモヤモヤのちイライラしていたので、リさんの問題提起が自分の脳内時流にぴったりでした。
スーホの物語は、封建領主の横暴による人権侵害であり「ちいちゃん」は、戦争責任の問題です。こういう大きな問題を「かわいそう」「かなしい」で回収してはいけない…ということまでは短いコメントで書けませんでしたが、たくさんの雑誌に目を通すと色んな論考があるものだな、と思います。