昭和女子大学100周年記念シンポジウムでモデレートをしました

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 月曜に開かれた昭和女子大学100周年記念セミナー。パネルディスカッションのモデレートをしました。
 右から2人め、永山祐子さんは昭和女子大の卒業生で一級建築士。来年開催のドバイ国際博覧会・日本館や二子玉川高島屋の設計など、大きなプロジェクトを手掛けています。出産時期と仕事上のチャンスが重なる、と話すプロらしい冷静さがカッコ良かったです。
 その左隣は、BCGマネージング・ディレクターの秋池玲子さん。ビジネス雑誌で、秋池さんが手がけた企業再生事例をたくさん読んできました。とても穏やかでかつ、前向き、ステレオタイプなしに物事を見ようとする姿勢が素敵でした。
 唯一の男性は花王の澤田道隆社長。1991年に育休後、時短で復帰できる制度ができたこと、制度利用第一号の方が、定年退職を迎えたことを話しつつ「彼女たちが頑張ったから、今がある」という言葉が印象的でした。遠慮する女性部下を管理職に引き上げたエピソードも良かったです。
 基調講演は坂東眞理子理事長(中央)で、男女共同参画局長時代を振り返りつつ、日本の変化と今後の展望をお話してくれました。
冒頭、日本女性と労働、法制度の変化を見せる短い動画があり、こちらも良かったです。
 このイベントと同じ日に、経団連が役員女性比率30%を目指すと記者会見で発表しました。下写真、白いスカートの只松美智子さんは、30%ClubJapanを去年5月、ゼロから立ち上げた人で、淡々と戦略的に確実に成果を出すところがカッコいい。尊敬する同志です。