子どもによる書籍原稿の校正

 FBは「●年前の今日」の投稿を教えてくれます。夏休み期間だから色々書いている中でも、大事だと思ったことを転載。2022年8月22日に書いたことです。

 

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 10月に出す本のゲラを息子に読んでもらう。既にプロの編集者の手が入っており、私も精読して文字や重複表現などを直しているので、
 「分からない、つまらない、説得力がない、えらそう」と思う部分があったら是非教えて。文字の間違いも見つけたら教えて、と伝える。
 3~4日で読んで付箋にコメントを貼ってくれた中でも、ありがたかったのは、
 ジェンダーギャップの解消=ジェンダー平等を目指す、というなら、あんまり「ランキング」ばっかり言わない方がいい。競争と平等は合わないんじゃない?
●欧米の国が男女平等だ、と聞いても「ふーん」で驚きがないから、欧米以外の国の良い例を書いた方がいいのでは?
といったことで、そのまま反映して直す。
 小学生といっても最近はクリティカル&ロジカルシンキングに近いことを習うし、読ませる作文、聴かせるプレゼンの機会もあるから、読書好きなら、このくらいの仕事はできるのだな、と思います。
 私が妥当と思うバイト代をあげたら驚いていましたが、市場価格だと思うよ。子どもだからって安く買いたたかれないように自分の仕事の価値を知っておいて、と話す。
 仕事で老若男女に会いますが、22歳より42歳が優れているとは限らず、22歳よりバイタリティのある82歳もいる。個人というものを、もっと見る世の中になってほしい。
 

 



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