千葉県教職員組合・研究授業発表会

 最近数年、参加している千葉県教職員組合・研究授業発表会「両性の自立と平等」分科会に、今年も共同研究者としてオンラインで参加しました。千葉県内9支部の公立小中学校における「男女平等」「多様な性」などをテーマにした授業実践について発表を聞きました。

 どの学校も非常に工夫していて、教員対象の研修、児童・生徒を対象にした授業と色々あります。家庭内で「誰が家事をしているか」調べたり、絵本や写真、ビデオ教材を使って子どもが無意識バイアスに気づくきっかけを提供したり、良い授業の事例を聞くことができて勉強になりました。

 義務教育に関わっている先生たちは、児童生徒が置かれた家庭環境が多様であることを知っています。両親がいたり、日本出身であったりすることは「当たり前」ではありません。何気ない問いが子どもを傷つけないよう、配慮した質疑応答からも学ぶことが多かったです。