1年間の留学中に行った文献調査・インタビューの結果を報告書にまとめ、帰国前に提出した。


 これがミシガン大学Center for the Education of Women(CEW)のウェブサイトに載った。報告書のタイトル、"How American Men's Participation in Housework and Childcare Affects Wives' Careers"をクリックするとPDF形式でダウンロードできる。


 内容はこの日記でたまに書いていた通り。公的育児支援が貧弱な米国で女性の経済的地位が高い理由を、夫の家事育児参加を切り口に探った。文献調査をもとにした日米男女の家事育児時間の違い、インタビューしたカップルの体験談など。ワークライフバランスというと、公的育児支援が整った北欧をお手本にしようという議論を日本ではよく聞くが、これについて実現性の観点から異論も書いてみた。