2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

韓国ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」レビュー後編

「愛の不時着」でヒロインを好演したソン・イェジンの主演作「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のレビュー記事後編が公開されました。 年下彼氏との胸キュンラブストーリーの体裁で、職場のセクハラ、子どもを支配する毒母問題、別れた交際相手のストーカ…

朝日新聞論壇時評、委員が選ぶ今月の3点

私が今回寸評をつけた文藝春秋の対談は、皇室女性に人生の選択権がない、という問題を男性の上昇婚を許容しない日本社会のジェンダーバイアスの観点から斬っており、とても興味深かったです。 ①鈴木涼美、三浦瑠麗「眞子さまは不幸になる権利もある」(文芸…

「東京都女性活躍推進大賞」発表されました

私も審査員を務めた「東京都女性活躍推進大賞」、昨日、発表となりました。産業・医療福祉・地域・教育と分野を分けて、女性活躍に関するすぐれた取り組みを表彰します。受賞者と取り組みについては、以下のサイトをご覧ください。 www.seikatubunka.metro.t…

週刊ダイヤモンド1月23日号で「ジェンダー炎上」に関する解説が掲載

昨年はSNSのジェンダー炎上事例がいくつもありました。企業のマネジメント視点から、いかにして防ぐことができるか、お話しました。 私は以前から、炎上防止は遠回りでも組織のジェンダー・リテラシーを上げて基礎体力をつけることが大切だ、とお伝えしてき…

大阪府の女性活躍イベントで基調講演&パネルモデレーター

大阪府・OSAKA女性活躍推進会議主催のイベントで基調講演とパネルディスカッションのモデレーターをしました。 講演テーマは「女性の社会進出・男性の家庭進出がジェンダーギャップを埋める」。2019年のG20大阪首脳宣言や、岸和田が舞台になったNHKの朝ドラ…

ジェンダー×ドラマ連載、第3回、新型コロナを予言していた?カナダの作品「アウトブレイク」

新型コロナ第三波で緊急事態宣言が出ている都市で、外出を控えながら家にいる方に見ていただきたいのが、カナダのドラマ「アウトブレイク」です。ちょうど2020年1月、新型コロナの世界的流行の直前に放送されて大ヒットしました。現実に起きていることと比較…

Vogue書評、マーガレット・アトウッド「誓願」

アメリカ合衆国を狂信国家ギレアデが占領する近未来を描く小説の書評を書きました。前作「侍女の物語」から35年経って出版された続編「誓願」について。Huluのドラマ化も非常に質が高くてお勧めです。女性が「産む機械」として国家管理される恐ろしい世界が…

BEYOND MILLENIALS: ジェンダー炎上に関するオンライン対談

ミレニアル世代向けのオンライン媒体Business Insider主催のカンファレンスで「ジェンダー炎上はどこへ行く」について対談しました。 詳細はこちらに。 event.businessinsider.jp

ジェンダー×ドラマ連載、第2回「愛の不時着」後編で、1~6回のラストシーン共通点を振り返る

初夏に発行予定の「ドラマをジェンダー視点でみる本」の原稿先出し企画。今回は「愛の不時着」レビューの後編です。 「ケアするヒーロー」を描く新しさに加え、1~6回のラストシーンに見られる共通点が上手い!という話をしています。単純に性別役割をひっく…

Vogueに日本ロレアルのシングルマザー支援について書きました

日本はひとり親の貧困率がG7でいちばん高いです。子どもを育てながら、もっと安定して稼げる仕事にキャリアアップしたい…と思うシングルマザー向けに、日本ロレアルが提供してきた学びのプログラム「未来への扉」を取材しました。 www.vogue.co.jp

橋本聖子・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)インタビュー記事

昨年末に閣議決定された第5次男女共同参画基本計画について、橋本聖子・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)のインタビュー記事を書きました。 www.businessinsider.jp 5次計画は、コロナ対応における女性視点、女性と経済、ジェンダーに基づく暴力など、包…

元旦から新連載「ジェンダー視点でドラマを見る」@光文社新書note始まります!

あけましておめでとうございます。今年は、朝6時半すぎに散歩に出て自宅近くの小高い丘へ登り、雑木林の間から初日の出を見ました。仕事、家族、友人ともに良い年にしたいと思います。 元旦から新しい連載を始めます。「ジェンダー視点でドラマを見る」をテ…