2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

1歳すぎた頃から何度も息子に読んでいる「だるまちゃん」シリーズ。

最初に読んだのは、こちら「だるまちゃんとてんぐちゃん」でした。てんぐちゃんの持ち物がうらやましくて、同じものを欲しがるだるまちゃん。家に帰ってねだると「おおきなだるまどん」(お父さん、とは書いていません)が色々なものを出してくれます。 色と…

第一子出産以来、ついてまわったのは二級労働者のレッテルだった。

法律を上回る育児支援制度を持つ企業で正社員として働き、無事に保育園も見つかり、必要な時はベビーシッターを頼める経済的余裕と「育児は共同責任であり、人生の喜び」と考えるパートナーを持っていた私は、俗に言う「恵まれた女性」だろう。 産後の体調も…

アメリカの女性研究者協会(Association for Women in Science)が世界中の4000人余りの研究者に調査を行いました。

WLB

その結果を見ると、半数以上の人が週に2〜3回、仕事と私生活の両立困難を感じています。勤務先が「ファミリーフレンドリーである」と答えた人は全体の3分の1に留まります。ワーク・ライフ・バランスに満足しているのは、女性科学者の半分、男性科学者の6割で…

子どもが昼寝をしているので、この間に保育園グッズを作らなくてはいけないのですが、さっき知ったニュースに黙っていられなくなって書くことにしました。

大阪市が保育所の面積基準緩和を提案しました。「面積基準の緩和」という言葉は分かりにくいですが、要するに子どもを今以上に「詰め込む」ということです。 待機児童が増える中、保育所を増設するのではなく、今あるところに詰め込むことで対処しよう、とい…

“もごもご”は夫の造語。

ちゃんと調べないで、ちょっとした経験のみに基づいて社会現象についてしたり顔でモノ申す時に使います。「あのさあ、やっぱり日本社会って××だよね。もごもごだけどさー」といった具合に活用。裏付けデータやコントロール実験などはありません。 それで、公…

私にとってそれは、家事代行。

WLB

育児支援と呼ばれるものの多くが「子どもを預かる」サービスを指すことに、少し前から違和感を覚えるようになった。保育所やベビーシッター、病児保育室や病児シッターは、働く親にとって必要不可欠だ。ただ、子どもを預かる時間をひたすら長くすることが「…

追記:女性誌を「違和感」で分類私が「女らしい女」でないためか、女性誌を読むと大抵、なにか違和感をおぼえる。それは2通りに分類することができて、 1.他人=男性に「買ってもらう」ことを前提に高額商品が掲載されていることに対する違和感 (より正確…

先日、美容院へ行った時、渡されたフィガロを隅から隅までなめるように読んだ。

非ビジュアル系の雑誌づくりを生業としているため、写真重視の雑誌は仕事半分余暇半分で興味深いのだが、ふだんは時間がないのでほとんど手に取ることがない。 スリランカへの旅や、世界各都市の話題やら、都内で開かれている展覧会の情報や面白そうな翻訳小…