2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

著者のベロニカ・チャンバースさんはNew York Times Magazineの編集者を経て、現在はフリージャーナリストとして活躍する。

Japan Societyの奨学金を得て数カ月日本に滞在、その後、追加取材と合わせて75人の日本人にインタビューし、日本女性の最新事情を綴った。海外の新聞や雑誌で、これまでも日本女性論は色々と目にしてきたが、私がいちばん好感を持ったのはこの本。ありがちな…

Kickboxing Geishas by Veronica Chambers

彼はカリフォルニアに帰り、ここ数日はSkypeで話している。

とても安い。Skype同士だと無料で、携帯電話にかけても1分たったの0.017ユーロ(3円弱)。音質も良い。日本国内で携帯から携帯にかけるより鮮明だ。すぐ隣で話しているみたい。安い、安いと聞いてはいたが、こんなに使えるとは思わなかったので心底感動して…

仮住まいは靖国神社のすぐ近くにある。

午前中ちょっと様子を見に行ったら、予想外に人出が多い。神社の周囲に右翼の街宣車が並び、それを警官が見張っている。遊就館の前を時折、黒塗りの車が境内の方に入っていく。たぶん、国会議員だろう。 元兵士や宗教系の旗を掲げて団体で参拝する人、個人で…

9日に帰国しました。

お盆明けから仕事に復帰します。このブログはもともと米国生活の様子を両親や友人に知らせるために作ったものです。ここを通じて日本にいる時より頻繁に情報交換できた知人もいて、ネットの便利さをあらためて実感しました。メールをくださった方々、ありが…

追記

8日の昼に小学校時代の友達と会った。彼女は夫の赴任に伴い3年前から上海に住んでおり、第二子をこちらで産んでいる。生活情報をいろいろ教えてもらったら、欧米人が多く住む高級マンションではチップは当然のように流通しているという。ぼったくりタクシー…

上海の人はチップを受け取らない。

到着した翌朝、ベッドの枕元に10元(約170円)置いたが手つかずだった。今日は出がけに掃除の女性たちに会ったのでチップを渡そうとしたら「不要、不要!」と頑として受け取ろうとしない。 タクシーもおつりをきっちり返してくる。こちらは中国語を話せない…

「不要、不要!」

中国でも"新卒無業"が問題になっているらしい。

学会2日目に中国社会科学院の研究者による発表を聞いた。テーマは「大学生の就職難」。発表者によれば、2003年から2007年の大学新卒者の就職率は70%に留まる。毎年200万〜400万人の大卒が新たに失業者予備軍になっており「経済損失は年間200億USドルに上る」…

中国のニート問題

江沢民の出身校として知られる上海交通大学のキャンパス内ホテルに滞在、第3回経済科学学会(Economic Science Accosiation:ESA・写真)のアジア太平洋地区会議をのぞいている。

ESAは実験経済を中心にした学会である。連れ合いの発表に付き添いつつ観光を・・・と思っていたが、観光より参加者・主催者と雑談する方がずっと面白い。"アカデミアと政府"を切り口に中国の現状が見えるからだ。中国の一流大学は明確な戦略を持ち、成果主義が…

中国の経済発展を支える一流大学

最後のアメリカらしい経験はデトロイトの空港職員であった。

荷物検査のためパソコンや金属類を取り出し、靴を脱ぎ・・・準備をしていたら「Smile is required」と制服姿の男性が言う。思わず笑ったら「みんな、ここでは真面目すぎる」と一言。 テロ対策のため始まった検査だから、真面目なのは当然だ。よく見えるところに…