2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「女性は世界を変える」と題したシンポジウムで、同大学の女性文化研究所、国際交流センター、地域連携センターの共催でした。

まず、最初にワルシャワ大学東洋学部日本学科長アグネシカ・コズィラ教授、王立プノンペン大学日本語学科ロイ・レスミー教授、そして外務省から白石和子 女性・人権人道担当兼北極担当大使から、それぞれの国における(白石大使は駐在していたリトアニアにつ…

大賞に選ばれたのは4団体と1個人です。

産業分野はDACグループ。広告業で社員に占める女性割合がほぼ半分。管理職女性比率も高く、目標は役員女性比率3割と目線が高いです。女性のやる気を後押しするため、ずうっと前から育休復職支援をしていたこと。個人を活かすダイバーシティの発想が社長の信…

女性文化研究所の企業評価チームで、5回目になる優良企業ランキングを発表しました。

業種は繊維製品業、陸運業・海運業・空運業、建設業で、私は建設業を担当しました。これまで担当した中で最も女性比率が少なく、課題を感じつつ、分析・原稿執筆を行いました。 また、座長を務める坂東眞理子学長からは、これまで分析した10業種全体の分析発…

男性議員の育休を巡り、NPO法人ファザーリング・ジャパンが緊急集会を企画しました。

渦中の宮崎議員を始め、民主党の寺田学議員、マタハラNet代表の小酒部さやかさん、フローレンスの駒崎弘樹代表等、10数名が集まりました。 当日の議論の流れを知りたい方には、特にこちらの記事がお勧めです。NewsPicks(6回連載で丁寧にまとめて下さってい…

男性国会議員の育休と、ケアを軽視する社会の問題について書きました。

同じ問題は海外でも起きているので、先日紹介した”Unfinished Business”を紐解きつつ、考えてみました。http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=7775

時給をキーワードに、ワーク・ライフ・バランスを考えてみました。

効率的に働くと「時給」が上がる? http://news.mynavi.jp/series/toshima/035/あなたの時給は学生時代のアルバイトより、高いですか?

ケアワークの価値を認め、男性も女性と同じように分かち合うことが大事

そして、「ワーク・ライフ・バランスについて議論するのではなく、ケア提供者への差別を議論する必要がある」(90ページ)、「ケアが評価されていない問題がいちばん大きい。半世紀に及ぶ女性解放運動でも、ケアを置いてきぼりにした」(79ページ)との指摘…

プリンストン大学教授・アン・マリー・スローターさんの新刊”Unfinished Business”の書評続きです。日本社会への教訓がたくさん詰まっています。

Unfinished Business: Women Men Work Family作者: Anne-Marie Slaughter出版社/メーカー: Oneworld Publications発売日: 2015/10/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る (前編)で書いたように、2児の母であるスローターさんが、自身の単身…

労働組合の役員研修でお話しました

電機労連の埼玉支部で「政治も経済も勝つために必要な女性の活躍」をテーマにお話しました。 労働組合では、役員に女性を増やすべく、真剣に取り組んでいるということです。この2年ほど、様々な労組で役員向けに講演をさせていただいており、お話を聞いてい…

本の筆者について

問題は約5年前に遡ります。スローター教授は、大学を休職し、国務省で政策企画本部長を務めていました。このポストでは女性初だったそうです。夫の仕事や子ども達の教育環境を考え、単身赴任することになります。平日はワシントンDCでひとり暮らし、週末は…

女性活躍やワーク・ライフ・バランスを考える人は、ぜひ読んで欲しいです。筆者はアメリカの大学教授ですが、日本で今、議論されている問題をより深く考え、説得力ある提案ができるようになります。

Unfinished Business: Women Men Work Family作者: Anne-Marie Slaughter出版社/メーカー: Oneworld Publications発売日: 2015/10/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る タイトルの”Unfinished Business”は「終わっていない仕事」、「未完の…

小さい子をケアする先生の高い技能

小さな子どもはじっとしているのが苦手です。ちょろちょろ動き回るのが彼・彼女らの基本動作。その上、気が向かないことは、指示されてもやらない。一方、興味を惹かれると「自分の番」でなくても、つい体が動いてしまう…。 保育園や幼稚園や小学校の先生方…

幼児園児の娘と、ある習い事の見学に行ってきました。昨年秋頃から興味を持っていたので、親子ともにやる気満々、見学後にそのまま入会金を払って手続きするつもりだったのです。ところが…。

最初の5分で違和感を覚え、見学が終わるまでに「たぶん、娘はやりたがらないだろうな」と思いました。近くのカフェでおやつを食べながら「どうだった? やってみる?」と聞くと「あたし、やらない」と言います。ああ、やっぱり…。 先生の技能が高いことは、…

働く30代女性のリアルな心情を綴ったコミックエッセイについて、書きました。

子持ちの私が『産まなくていいですか?』に涙した理由(後編) http://news.mynavi.jp/series/toshima/034/ 子どもがいる人もいない人も、これから持とうと思う人もいらない人も、共感できる作品だと思います。