春休みホーチミン旅行(2)統一関連

 1975年春のサイゴン陥落を象徴する建物Independence Palace。入り口付近の戦車が建物の方を向いています。フランス植民地時代から使われていた建物が壊れたので、中国西洋折衷の新しい建物にして今に至るようです。内部は様々な会談で使われた、という解説があり、地下は作戦室になっていました。

 

 

 ホーチミン博物館。建国の父をたたえる写真と解説がたくさんあります。若い頃、コックとして外国船に乗り込んで国を離れて30年間世界を回ったこと、レーニンの著作を読みひとり涙したことなどが書かれていました。

 英訳された名言集が壁の随所にあり、フランス植民地下の祖国のため、どうしたらいいか考え、どこかよその国に助けてもらうのではなく、自分たちで自分たちの国を作るという民族自決を訴えるフレーズなど、たいへん分かりやすかったです。

 私たちが訪れた時は小学生の団体見学があり、おそろいのTシャツを着た子どもたちが説明を聞いていました。「ハロー」と話しかけてくれたので「ハロー」とお返事しました。