2016-01-01から1年間の記事一覧

9月に三陸で取材した震災復興に関する記事です。

http://toyokeizai.net/articles/-/150839 5年半経ち、現地で活動する人々の視線は、復興から長期的なまちづくりへと、移行していました。日本の他の地域との共通課題もあぶり出されていた、と思います。 若い人を結婚させれば少子化が解消し、地方創生する…

主催は一橋大学キャリアデザイン委員会という学生団体。

テーマはワークライフバランスで、主な参加者は2年生。私と30代の商社マン(ともに一橋卒業生)がお話しました。 グループで話したのが面白かったです。結婚したら主婦になると思っている人も、子どもはいるかどうか分からない人も。それぞれに理由を聞くと…

東京都の男女平等参画審議会、総会に出席しました。

都の女性活躍推進計画と配偶者暴力対策基本計画について、数ヶ月前に出た案について、パブリックコメントを募集し、集まったご意見をもとに作った修正案について議論。 パブコメは女性活躍推進計画について80件、配偶者暴力対策について6件寄せられました。…

Yahoo!ニュース個人の記事を更新しました。

12月1日に都立西高で開かれた、女性と政治参加に関するディスカッションについて書きました。 都立西高校の生徒が語り合った「女性に参政権がなかった100年前のイギリスと今の日本」http://bylines.news.yahoo.co.jp/jiburenge/20161219-00065635/ 記事でご…

後半、パネルディスカッションで司会をしました。

登壇者は川島高之さん(コヂカラニッポン&ファザーリング・ジャパン)、佐々木裕子さん(チェンジ・ウェーブ)、山本裕介さん(グーグル・ジャパン)。お3方共に、自分の軸をしっかりお持ちで知的かつサービス精神が高いので、とても楽しかったです。 川島さ…

ビデオメッセージをお送りして「参加」しました。

先月訪れたメキシコでは、日本留学を経験された多くの方にお会いしました。そのうちのひとり、Rosaさん(コロンビア出身)のお誘いで、女性とジャーナリズムをテーマにした会議にビデオメッセージをお送りしました。 経済格差や女性に対する暴力など、ジェン…

日本政府が主催する国際女性会議World Assembly for Women(WAW!)に参加&登壇しました。

昨年に続き今年も、官邸で開かれたアドバイザー会合に数回出席し、議題や国内外への発信について意見を述べてきました。会議当日は、ハイレベルラウンドテーブル「ワークライフ・マネジメント2.0」に参加し、国内外の有識者と意見交換。西村篤子・女性・人権…

ハフィントンポストに「日本の働き方」に関するインタビュー記事が掲載されました。

「一家の大黒柱の男性もツラかった」日本人の働き方は変わるのか http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/12/diversity-interview-rengejibu_n_13592448.html 10数年にわたり、取材・執筆してきた日本の男女の働き方について、ハフィントン・ポストの竹下隆一…

新潟県教職員組合で「真の男女平等と働き方問題」について講演しました。

私は、これまで他県の教職員組合や日教組でお話してきた通り、男性の長時間労働⇒父親の家庭不在⇒共働きでも女性の家事育児時間増⇒女性がキャリア投資に時間を割けない⇒男女の格差固定という構造について、お伝えしました。 今回は、女性部リーダーの方のお話…

上智大学のパープルアクションイベントでお話しました。

このイベントは、11月25日の「女性に対する暴力撤廃国際デー」と12月10日の「世界人権デー」にあわせて、同大学の男女共同参画推進室が企画・運営しています。「ソフィア・パープル・アクション(女性への暴力撤廃及び人権に関するアクション)」と名付け、…

Yahoo!ニュース個人の「オーサーカンファレンス」に出席しました。

今年のオーサーアワードは、子どもの貧困問題に関する発信を続けている湯浅誠さん(法政大教授・社会活動家)。湯浅さんは長年、貧困問題やホームレス支援に取り組んできた活動家。Yahoo!では、多くの人の関心と共感を呼ぶ記事を書いています。 受賞記念の講…

日経DUALの連載を更新しました。

先月中旬、メキシコで取材した女性支援の地域NGOの活動と、その代表を務めるサンドラさんという女性について、書きました。 http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=9549&page=4 メキシコと日本で女性を取り巻く課題の共通点、相違点を考えています。

ワークスアプリケーションズ(WAP)の社内保育園WithKidsのオープニングイベントで司会をしました。

WAPは企業向けのパッケージソフトウェアで国内シェアトップのIT企業。東京・赤坂のアークヒルズの本社内に社内保育園を作りました。WithKidsという名称には、社員が一緒に子育てする、という意味がこめられています。 他の社内保育園(いわゆる事業所内託児…

岡山県の教職員組合で講演しました。

テーマは神奈川県と同様、働き方と男女平等です。岡山県では最近、小中学校の先生の労働時間を調べたところ、あらためて、長時間労働の実態が明らかになったそうです。 県教組のウェブサイトを見ると、中学校の先生は半分近くが月80時間以上、残業をしていま…

良いお天気の中、子ども達と1日、倉敷を歩きました。

父方の祖父母の家が岡山にあり、私自身が子どもの頃、祖母と一緒に何度か来て印象に残っています。白壁の美観地区はそこだけ別世界のようだし、アイビースクエアは変わらず風情があります。 変わったのは、美観地区以外も開発されてお店が増えたこと。ジェラ…

都立西高校の生徒さんと女性の政治参加に関するディスカッション。

100年前の英国女性参政権運動を描いた映画『未来を花束にして』。これを見た都立西高の生徒さんと、当時、運動を指揮したエメリン・パンクハーストさんの曾孫、ヘレン・パンクハーストさんのディスカッションが行われ、私は司会を務めました。 高校生の意見…

神奈川県教職員組合で「男女平等社会をめざして~私たちの働き方を考える」と題した講演をしました。

県内から数十名、小中学校の先生が集まる研修です。男性の長時間労働が家庭不在につながり、女性の家事育児負担が重くなり、男女の性別役割分担が固定化される構造についてお話しました。 学校の先生、とりわけ中学校で運動系の部活指導に携わる先生は、朝6…

1週間ほど、メキシコ・シティーに滞在しました。

主目的は、メキシコ国立自治大学で開かれるセミナーに出席するため。「いざ、行動へ!~パワー、リーダーシップ、ジェンダー」と題したセミナーで、同大学と在メキシコ日本大使館の共催です。 セミナーは、メキシコの企業経営者、研究者、NGOなど各分野のリー…

クリスティーナ・アメージャン先生のゼミで、Children’s Poverty & Genderをテーマに講演とディスカッションをしました。

クラスの半分が留学生。様々な国の政策と日本を比較しつつ、英語でいろいろな意見を聞けたのが面白かったです。私が話した内容を呼び水に、グループでディスカッションをしてもらい「もし、1億円あったら、どんな事業で子どもの貧困問題に取り組むか?」、学…

Yahoo!ニュース個人に記事を書きました。

性犯罪被害者を泣き寝入りさせる日本の刑法。 100年以上前の法律を今、変えるべき理由は?http://bylines.news.yahoo.co.jp/jiburenge/20161107-00064134/ 性暴力の被害に遭っても、ほとんどの人が警察に行かない理由、行っても救済されない理由を考えてみま…

働くと育児を考える朝日新聞社主催のイベントWORKO!で「保活大会議」の司会をしました。

登壇者は、Change.org広報の武村若葉さん(写真左)、世田谷区長の保坂展人さん(同右から2番目)、ワークスアプリケーションズ社長の牧野正幸さん(同右から3番目)、ちゃのま保育園経営者の宮村柚衣さん(同左から2番目)。 武村さんは待機児童保護者で…

日経DUAL連載記事を書きました

「普通に働きたい」女性の真意と男性管理職の役割http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=9368 驚くほど多くの高学歴女性が「活躍じゃなくて普通に働きたい」と言います。その背景にあるものを考えてみました。

日経DUAL連載記事を書きました。

今春から、東京都の男女平等参画審議会委員を務めています。審議会で議論し、案を作った「東京都男女平等参画計画」が公表され、都民意見を募集中。記事では、私が部会委員としても関わった、共働き夫婦に関心が高そうな話題を中心にご紹介しました。http://…

書評サイト「ホンシェルジュ」に原稿を書きました。

ご紹介したのは、『世界一子どもを育てやすい国にしよう』(ウェッジ)です。ライフネット生命会長の出口治明さんと、フローレンス代表理事の駒崎弘樹さんの対談をまとめた本で、とても読みやすいのに深い内容です。 子連れで外に出た時、何となく冷たい空気…

本日は、国際ガールズデー。

関連イベント出演のため、NGOプラン・インターナショナル日本事務所の招きで、ルワンダから中学生の女の子2人と、ジェンダー専門家が来日しました。 3人の話を聞くと、女の子が家事責任を持たされる規範の問題などを感じます。ただ、これは日本とも無縁では…

先月に続いて、今回も子ども予算を増やそう、という話です。

待機児童問題解決には1.4兆円あればいい。「ニッポン教育応援団」結成! 8兆円あれば保育・教育無償化も可能http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=9208数字の根拠は、社会学者で京都大学准教授の柴田悠先生によるものです。分かりやすく詳しいお話…

学生結婚で博士号取得までに3児の親になったカップルのお話です。

学生結婚で3児の親に!ある理系夫婦の選択 http://toyokeizai.net/articles/-/138127 スペックだけ見たらスーパーカップル紹介記事にすることができるし、そういう風に書くと分かりやすいだろうな、と思います。記事に登場するおふたりは、そういうテンプレ…

日本女子大学の西生田校舎にて、人間社会学部3年生全員、500人向けにお話してきました。

講演タイトルは"Forget princess, call me president !" 。夫が娘に買ってあげたTシャツ(カリフォルニアの面白Tシャツ屋さんが作っているそうです)に書いてある文言です。 80分お話して、20分休憩しつつ質問を回収。次の20分で回答しつつお話。興味深い…

男女平等と働き方についてお話しました。

参加者の方に、現在のワーク・ライフ・バランスの満足度をお聞きしたり、お仕事の状況や課題を話していただいて、私も楽しく勉強になりました。この会場、かつて文京区認可保育園父母の会連絡会の定例会で利用していたので、なつかしかったです。

陸前高田に取材にきています。

県内で様々な活動をしている男女10名ほどに話を聞きました。市内在住の方、県内の別の地域に住む方、東京と岩手・宮城をいったりきたりしつつ支援している方など、立場はさまざまです。 震災当日は、高台から津波を見た人、家を流された人、東京の職場にいた…