2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

私たちの英語の先生・Jamesは、ものすごくリベラルだ。

毎朝、駅前のガソリンスタンドでニューヨーク・タイムズを買っている。アメリカの社会・政治ネタから宗教までリベラル知識人の視点で色々教えてくれるので、とても勉強になる。コーネル大学で博士号を取得し、ニューヨーク州にあるリベラルアーツのカレッジ…

リベラルのための米国ツアー〜①クエーカー教徒と瞑想

木曜に先生の運転でアーミッシュ(Amish)の人々が住む地域に行った。

キリスト教の一派である再洗礼派に属する彼らは、もともとドイツに住んでいたが1720〜1730年代に迫害を逃れてアメリカに移り住んだ。私たちが行ったのはランカスター(Lancaster)という街の周辺でここには約2万人のアーミッシュが住んでいる。詳しくはこち…

観光地のB級化はいずこも同じ

クラスメートの中に女性の研究者がいる。

出会って最初の頃、自己紹介かたがたアメリカでこれから何をするのかお互いに話をした。そこで彼女の研究テーマを聞いて、そういう問題が世の中にあると初めて知った・・・というくらい、専門性の高い仕事をしている。私には未知の分野なので興味深く、折に触れ…

今、滞在しているBryn Mawr(ブリンマー)は東京なら田園調布に当たる高級住宅地だという。

電車でフィラデルフィアの中心部まで約30分。そんなところに住んだのは生まれて初めてだ。実際、キャンパスを一歩出て周囲の家を見ると豪邸ばかり。神戸の異人館がそのまま街になったような感じで庭も広い。この辺りにお金持ちが多いことを示すのは、家だけ…

駅前で日本車を数えてみる

動物たち

リスはもう珍しくないけれど、ウサギを見ると何だか嬉しくなる。そして昨夜はタヌキに遭遇した。 夜の9時半頃、寮から200mくらい離れたところにあるコンピューターセンターから帰ろうとしたら、目の前を横切って走っていき、少し離れたところからこちらをう…

毎日15時頃、語学のクラスが終わるとすぐに10分ほど歩いて書店Barnes&Nobleのカフェまで行く。

寮の部屋は少しせまくて息苦しいし、大学の図書館は冷房がききすぎている上に静かすぎて私には落ち着かない。書店内カフェは大半が一人客で、読書か勉強かパソコンをいじっている。クラシックのBGMや客同士の話し声がたまに聞こえてきて、全くの無音より…

書店内のカフェは宿題がはかどる

Beyond Work-Family Balance: Advancing Gender Equity and Workplace Performance (Jossey Bass Business & Management Series)作者: Rhona Rapoport,Lotte Bailyn,Joyce K. Fletcher,Bettye H. Pruitt出版社/メーカー: Jossey-Bass発売日: 2001/12/11メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る毎日

基本的な数値データを探したり、関連書籍を読んだり。”Beyond Work-Family Balance --- Advancing Gender Equity And Workplace Performance”という本に面白いことが書いてあった。 この本は副題にある通り、職場で男女平等を進めることと、生産性を上げるこ…

食事に関してはやっぱり日本の方がいい・・・。

昨日の夜はカフェテリアで食事をするのがどうしても気が進まなかった。メニューの全てがトマトかチーズかクリームソース味なのに慣れたはずだったのだが、一昨日の夜、フィラデルフィアで和食を食べてしまったせいで醤油味中毒の禁断症状が出たのだろう。お…

醤油味中毒禁断症状

昨日はクラスメートたちとフィラデルフィア美術館に行った。

美術館はとても広い。お昼ご飯をはさんで3時間かけて駆け足で一通り回る。私はアートに関する知識は皆無に等しいが、面白い展示がいくつかあった。1つめはタイル。なぜか前からタイルが好きなので、オランダ製のタイルの展示を楽しく見る。わりと写実的な絵…

パパもおむつを換えている

ビールが安い

今夜は金曜だったので、クラスメートたちと近くのバーに行った。ビール1杯が大きなコップで5ドル足らず。 私は1杯で十分酔っ払って楽しくなるので、東京と比べるとずいぶん安上がりだ。ウェイトレスも感じのいい人だった。昨日の日記にはアメリカの接客業の…

渡米前に一番心配だったのは食事のこと。

寮生活では3食付いている。機内食みたいな学食の食事が1カ月も続くのかと思うと本気で怖かったのだけれど意外と大丈夫だ。ビュッフェ形式なので食べたいものを取れるからだ。 朝はスクランブルエッグと肉類(ベーコンかソーセージが日替わり)とハッシュポテ…

食事は結構、大丈夫

夢のような光景

10数年前にやはりフルブライトで渡米して、Bryn MawrでSPENGを受けた元上司が、渡米前に「あれは夢のような日々だった」と話してくれたのだけれど、実際、その通りだ。 ここしばらくは蒸し暑い日々が続いていたのだけれど、おととい雨が降ったおかげで、昨日…

アメリカに来て驚くことのひとつが、接客業に携わる人のやる気のなさだ。

買い物したとき、サンキューも言わない人が珍しくないし、余分なことは一切したくないという態度が見え見えの人が少なくない。勤務中におしゃべりしていたり、ガムをかんでいたり。この間、フィラデルフィアでクルマを借りようとしたら、閉店時刻ぎりぎりに…

態度の悪い店員・夢みたいな夕暮れ時

アメリカでダイバーシティといえば、性別や人種だけでなく同性愛者への配慮も重要だ。

普段の生活は寮と食堂と教室をぐるぐる回っているのだけれど、一歩外に出るといかにもアメリカ的な出来事に出くわす。例えば同性愛。 先週末に出かけたフィラデルフィアでは、街を歩き始めて最初に目に付いたのが「Philadelphia Gay News」(写真)という週…

同性愛者向けの新聞

今日の午後のクラスでは、5分間のスピーチをした。

トピックは自由。私は英会話を習い始めたきっかけになった、アメリカ女性の話をした。6年前に連れ合いを訪ねて初めてアメリカに行った時、ミシガン大のキャンパスで彼の指導教官とその妻に会った。私と彼が離れて暮らしていると話すと、その女性は"You are a…

分かりやすい貧富の格差

午後は自由行動。私は連れ合いの運転で30th Street 駅からBryn Mawrまでドライブを楽しんだ。 市の中心部から北西に向かって走ったら興味深い光景を目にした。貧富の差がはっきりとわかったのだ。観光地を離れて市内を5分くらい走ると、建物がとたんに古くて…

15日(土)はクラス全員と先生2人と、週末にこちらを訪れていた私の連れ合いでフィラデルフィア市内を観光。

Independence National Historical Park でLiberty Bell やIndependence Hallを見る。ベルが飾ってあるホールは、独立の歴史に関する資料館になっている。誰が見ても分かりやすく「アメリカは自由の国。素晴らしい」と思わせるつくりの展示にちょっと苦笑し…

道路一本が隔てる貧富の差

ファーストネーム

日本でえらい先生の名前を呼ぶときは「○○先生」とか「○○教授」と呼ぶ。初日にProf.Jordenに「あなたのことを何と呼べばいいですか」と尋ねたら「Dr.J」と言われてちょっと驚いた。インストラクターのJamesも大学教授なのだけれど「プロフェッサー○○」と呼ば…

Dr.J

私たちが受けているSPENGプログラムを開発した、エレノア・ジョーダン教授(Prof. Elenoir Jorden)は、日本語教授法でとても有名な先生だ。インストラクターのJamesによるとProf.Jordenの日本語テキストは進駐軍も使っていて、この業界の第一人者だという。…

今日(14日)は金曜だったので、クラスの後にハッピーアワーがあった。

ワインとソフトドリンク、クラッカーとピーナッツが出る簡単なパーティーで、初対面の人と英語でうまくコミュニケーションをとる練習になる。午後のクラスでは、パーティー会場でなるべくたくさんの人と話すノウハウを教えてもらい、とても参考になった。 イ…