2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

良い本屋さんがあること。しかも自宅から最寄り駅までの間にあると嬉しい。

5年前、アメリカから帰って部屋探しをした時、色んな町のマンションを見た。人気の界隈だけど狭くて日当たりが悪い割に高かったり、便利で手ごろな家賃だけれど、窓の外から見えるのが隣のビルのエレベーターだけだったり、部屋は素敵だけど通勤に不便だった…

追記3:フレキシビリティー!フレキシビリティー!

新興国では男女ともに仕事と家庭の両立への関心が高く、主婦家庭の男性も、早く帰って子どもと関わりたいと希望しています。こうしたニーズに対応するため、本書は「時間や場所、総労働時間を柔軟に、制約を取っ払うこと」を提案しています。「毎日8時間(10…

追記2:アラブに負けてるかもしれない日本

通常、新興国と言うと、ブラジル、ロシア、インド、中国を指します。本書にはアラブ首長国連邦の働く女性に関する項目があったのが、面白かったです。予想通り、女性が働きにくい文化は根強く、例えば一人暮らしの女性は部屋を借りられなかったり、出張が困…

追記1:本当に持続可能なのか?

新興国女性たちは、公務員として働くことも多いようです。安定している上、現地企業と比べて給与水準も高いためです。驚いたのはブラジル公務員の年金制度。後任の給与と同額をもらえる上、後任が昇給するとすでに退職した人の年金受給額も上がるそうです。…

多国籍企業にとって「女性問題」は社会問題ではなく、ビジネス戦略だ。

本書は、BRIC+UAE、つまりブラジル、ロシア、インド、中国、アラブ首長国連邦の拠点を持つ多国籍企業の「現地女性活用」に関するもの。 ファイザー、グーグル、シスコ・システムズ、ゴールドマン・サックスなど、有名グローバル企業の事例が豊富で説得力が…

女性労働力を制する者が新興市場を制す

Winning the War for Talent in Emerging Markets: Why Women Are the Solution作者: Sylvia Ann Hewlett,Ripa Rashid出版社/メーカー: Harvard Business Review Press発売日: 2011/08/30メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブロ…

もうすぐ4カ月の娘をベビーカーに乗せて家の周囲を散歩した。

飲食店の脇を通ると出汁の匂い。左からきた車をやり過ごすため、一瞬、香りの中に立ち止まる。 鯖や鰹など魚ではなく鶏の出汁と思われる匂いに、母方の祖母が作ってくれた手打ち蕎麦のことを思い出した。つなぎを入れない蕎麦は、切れやすいがぽくぽくとした…

日曜の朝、ピクニックに行く準備をする一家の様子が描かれる。

主人公は4歳くらいの女の子・あやこ。この年頃に多い「なんでも自分でやってみたい」気持ちで、色んなことに挑戦する。 「お手伝い」しようと、母親が作ったお弁当の中身を箱にぐしゃぐしゃに詰めたり、父親が準備したバッグの中身をぶちまけてしまったり。…

さりげなく描かれる「理想の親像」

おでかけのまえに (幼児絵本シリーズ)作者: 筒井頼子,林明子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1981/10/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 24回この商品を含むブログ (38件) を見る

3)完全な福祉

児童虐待の防止や育児鬱への対策がこれに該当します。このレベルの問題に対応するため、税金を投入することを嫌がる人は、そうそういないでしょう。 予算の制約や社会の意識によって、提供されるサービスは異なりますが、最近、少しずつ変わってきている感じ…

2)公共サービス市場

利用者の自己負担に加えて補助金が入っている市場、例えば認可・認証保育園がこれに該当します。 私自身はあまり賛成しませんが、待機児童解消のためには、補助金をカットして保育園の利用料金を上げれば良いという考え方もあります。現在の自己負担額は必要…

1)市場価格を払っても、欲しい人がいる

ある種の家事サービス。ブログでさいとうさんが書いているような、ソリューション提供型のプロの家事サービスです。 我が家では週に1〜3回、食事つくりをお願いしています。払っている金額は大学生の家庭教師相当で、決して安くはありませんが、子どもにはま…

まだ保育園に入れるかどうか決まってないのですが、予定通りいけば4月に復帰。

WLB

この数カ月、家に主婦(=私)がいる状態に慣れていて、色んなことがすごくスムーズでした。宅配便がいつきても受け取れる。夕食は明るいうちから仕込んでおき、家族が空腹で帰ってきたらさっと出せる。ゼロ歳の娘がおっとりした性格で、育児がラクで、夫が…