2013-01-01から1年間の記事一覧

日経DUALに記事を書きました。

月1回ペースの連載で、タイトルは「怒れ!30代」。日経DUALは共働き子育て世代向けのウェブメディアです。子育ても仕事も好きな、やる気のある男女が読者層。前向きな編集方針の中、ひとつだけ「浮いている」コラムです。初回記事は「ハッピーななずの共働き…

「日経DUAL」に記事掲載されました。(11月29日)

仕事と家庭 両立できる「ホワイト企業」とは?というタイトルで、調査結果のランキングや、ライフステージ別に見た働きやすい企業の考え方を紹介していただきました。

女性が働きやすい企業に関する調査発表をしました。

会社員のかたわら、研究員として所属している昭和女子大学で「女子学生のためのホワイト企業ランキング」調査チームに入り、結果を発表しました。今回、調査したのは銀行とサービス業界です。詳しくはリンク先と添付資料をご覧ください。 今年の春まで経済誌…

東洋経済オンラインに記事を書きました。

「東大夫婦が「お勉強」より重視すること:ママは研究者、パパは主夫!」。保育園児と小学生の2人の息子さんを伸び伸び育てているご夫婦のお話。「体験重視」「人と違うことを恐れない」「自己肯定感を大事に」など、子どもを持つ親が「できたらいいな」と思…

東洋経済オンライン連載「世界キャリア家族のリアル子育て戦略」に記事を書きました。

インド学校に通う小学生のお子さんを持つ家庭のお話。お母さんは高級和食店NOBUでテーブルウェア事業の責任者を務めています。子どものグローバル教育と親のグローバルキャリア、両立できる環境づくりを手に入れた、母のキャリア意識も読みどころです。

ちょうど6年前の今頃、初めて産婦人科に行く前に、歯を磨こうとして歯磨き粉のついた歯ブラシを口に入れたら、気持ち悪くて吐いた。この時、24時間を自分のために使える生活が、終わった。

WLB

気持ち悪さに支配され、何もする気にならない。住んでいた部屋の窓から外を見て、ここから飛び降りたら楽になるか? と、これまで1度も考えたことがないことを、考えた。 つわりが終わると走れなくなった。信号が赤になりそうだったら、これまで走っていたけ…

読者の方の声にコメントしました。(9月27日)

仕事と育児に関する自分の現状を母親はどう見ているのか。読者の方のコメントに、感想を述べさせていただきました。インタビュー中でも触れていますが、働く母親を黙って応援してくれている人も、意外といるものです。勤務時間が短いことに引け目を感じがち…

仕事と育児の両立に必要なことをお話しました。

ウェブの記事はhttp://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201309030823.html=こちらです。家事を「見える化」するリスト、PDFでダウンロードできるので、使ってみてください! …近所の方経由で母親から「見たわよ!」連絡がきました。やはり全国紙の訴求力は…

北区のイクメン講演会でお話しました。

前半私が講演し、後半はファザーリング・ジャパンの徳倉康之さんのワークショップという二部構成です。ほとんどの参加者が夫婦で、託児スペースも充実しています。主催は区の子育て支援課次世代育成係。区職員の皆さんが、育児を「自分ごと」として捉えてい…

東洋経済オンライン連載「世界キャリア家族のリアル子育て戦略」に記事を書きました。

記事に登場するお母さんでコンサルタントのパク・スックチャさんとは、仕事を通じ、10年来の仲良しです。ワーク・ライフ・バランスという概念、働きながら子どもを持つ楽しさ、子どもの可愛らしさなど、パクさんから教えていただいたことはたくさんあります…

むしろ、そういうことが可能になったらいいよね、とポジティブに受け止めた。

WLB

夏休み6日目、娘(もうすぐ2歳)と24時間一緒にいるけれど、全然飽きない。いわゆる「魔の2歳児」のだだこねはしょっちゅうで、欲しいものを手に入れるまで泣きわめくし、外出先でバギーに乗りたがらず炎天下、抱っこして歩くこともしばしば。だけど、それも…

夜中に読み始め、3ページ読んだところで今晩は寝ないことにした。

尊敬する知人に勧められたので期待して読み始めた。期待を大きく上回っていた。内容はタイトルからおよそ想像がつくだろう。アメリカに奴隷制があった1800年代、ノースカロライナで生まれ育った著者の体験を記している。 奴隷制については「アンクル・トムの…

「ある奴隷少女に起こった出来事」⇒中高生全員に読んでほしい

ある奴隷少女に起こった出来事作者: ハリエット・アン・ジェイコブズ,堀越ゆき出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2013/03/29メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (8件) を見る

気分転換に書店へ行き、女性向け生き方本のコーナーを見ると「がんばらなくていい」という本と「がんばれ」という本にきれいに分かれることに気づいた。

基本、有名人が書いているから「がんばらなくていい」の方が当たりが柔らかい。読者は「○○さんもがんばらなくていい、と言っている」と安心できる。でも、私は「がんばらないと満足できる人生は歩めませんよ」という本音を書いてくれる人の方が好きなんだな…

林真理子「野心のすすめ」の勧め

野心のすすめ (講談社現代新書)作者: 林真理子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/04/18メディア: 新書この商品を含むブログ (55件) を見る

「子どもがいるから夜、あまり残業できないし、飲みにも行けない。仕事と育児はなんとか両立できるけれど、長期的なキャリアなんて考えられない」。

1年くらい前まで、こんなふうに思っていたのですが、最近は違います。相変わらず週の半分以上は子どもを迎えに行って一緒に夕食食べて家でごっこ遊びをして片づけて洗濯して…。運良く、夜再び起きだして仕事できる日もあるけれど、寝ちゃうことの方が多い。 …

実践女子大学の常見陽平さんの講義で、仕事と育児についてお話させていただきました。

自分の仕事と子どもについて。周囲に増えている働く母親について。アメリカでインタビューした共働き子育て夫婦について。その他、活字にできないけれど20代女性に知っておいて欲しいことを色々と。 結婚したいですか?子ども欲しいですか?出産後も働きたい…

白河桃子さんのクラスでゲストスピーカーをしました。

テーマはいつものワーク・ライフ・バランスではなく、「自尊心の国際比較」にしました。というのも、3月に講師をした文科省でのセミナー懇親会で、日本の高校生の自尊心が他国と比べて低い、という問題を耳にしたためです。 仕事をするにしても、出産後働き…

16年勤務した出版社を退職し、社会人教育を手がける企業に転職しました。

新しい勤務先で、経営に関する書籍編集、ウェブ記事執筆・編集、eラーニングの企画開発をしつつ、引き続き、昭和女子大現代ビジネス研究所に研究員として籍を置き、仕事と育児の両立、母親の就労、父親の育児参加、グローバル教育などについて調査、執筆など…

訳者の落合恵子さんの帯を見てつい手に取って、読んで、読み聞かせて買った本。

3歳か4歳くらいの子どもが遊んでいると、突然、近くに爆弾が落ちてきて、家はつぶれ家族はちりぢりに。子どもは逃げている間に、どこかの大人に手を引いてもらったり、抱っこして眠ったり、兵士に捕まって水汲みをさせられたりして、最後は難民キャンプと思…

大人のいちばんの責任

かあさんはどこ?作者: クロード・K.デュボワ,Claude K. Dubois,落合恵子出版社/メーカー: ブロンズ新社発売日: 2013/02/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る

米国の文化人類学者が行った、アルコール依存症患者を家族に持つ日本女性に関する研究をまとめたもの。

著者はプリンストン大学東アジア研究学部のエイミー・ボロボイ准教授。 アルコールに依存する夫や子どもと妻がどう向き合った/ているか、自助グループにおける参与観察やインタビューを通じて明らかにしている。インタビューに応じた女性たちは、現在70代を…

良妻すぎる日本の母親たちを肯定的に捉える、アメリカ女性のまなざし

The Too-good Wife: Alcohol, Codependency, And The Politics Of Nurturance In Postwar Japan (Ethnographic Studies in Subjectivity)作者: Amy Beth Borovoy出版社/メーカー: University of California Press発売日: 2005/12/29メディア: ペーパーバック…

学術データ、実名主義そして

1)データがしっかりしていること ジェンダー格差を示す様々なデータ(賃金、家事時間、学歴等々)は、政府統計に加えて一級の学術論文から引用されている。特に男女の行動特性を示す実験データが豊富に示されることで、今もなお、学歴や能力をコントロール…

実はいい人だった?サマーズ

ちなみにサンドバーグの指導教官を務めたサマーズは、ハーバード大学の学長を務めたが、女性差別的な発言が問題となって退任したとされる人物であり、米国では一流の社会学者、心理学者がサマーズ発言に関連した研究や書籍を発表している。そうしたものを読…

キャリアより婚活を優先した時期もあった

例えば、学生時代、指導教官のローレンス・サマーズ教授から勧められた海外奨学金に出願しなかった理由が、婚期を逃したくなかったためであること。最初の結婚は失敗したこと。その相手が住むワシントンDCから離れたくて、良い仕事のオファーを断りあえて…

本書は、女性だけでなく男性にとっても利点がある「新しいフェミニズム」を提唱したものである。

著者のシェリル・サンドバーグがFacebookのCOOで2児の母であることは、日本でも広く知られており、彼女がTEDで行ったスピーチ「何故女性のリーダーは少ないのか」は、日本語字幕付きで公開されている 「新しい」といっても、日本において、イクメンブーム以…

FacebookのCOOが勇気を出してフェミニスト宣言

Lean In: Women, Work, and the Will to Lead作者: Sheryl Sandberg出版社/メーカー: Knopf発売日: 2013/03/11メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見る

昭和女子大学に新設された現代ビジネス研究所の研究員になりました。

研究所のサイトはこちら。現代ビジネス研究所は、実務経験豊富なビジネスパーソンが研究員として在籍し、働きながら各自の関心に沿って研究を進めています。私も、自分の関心事である、男女ともに働き、家庭参加できる社会の構築について、調査や発信(執筆…

「アメリカにおける仕事と育児の両立と、それを支えるスキルアップのための学び」についてお話しました。

具体的には、仕事のスキルを上げることで交渉力をつけ、ワーク・ライフ・バランスを雇用主に要求する、という米国の事例を紹介すると共に、日本でもそうした自立した個人の営みが広がっていることをご紹介しました。同世代の文科省勤務のお父さん、お母さん…