子どもの本
昨年末から今年の始めにかけて、ジェンダー平等を考える子ども向けの本を出版しました。『きめつけないで!「女らしさ」「男らしさ」』というタイトルで汐文社(ちょうぶんしゃ)から発行、イラストや漫画を入れ、小学校低学年から中学生まで読める作りにな…
小中学校や地域の図書館向けに作ったジェンダーに関する本、3冊目が出版されました。 3巻共通のタイトルは「きめつけないで! 女らしさ 男らしさ~みんなを自由にするジェンダー平等」、1巻は主に女の子に関するきめつけ、2巻は主に男の子に関するきめつけの…
子ども向けジェンダー本、2巻ができました。 「女らしさの押し付け」に気づき反論する人が増えている一方で「男らしさの押し付け」には気づかない人が少なくないように思います。公平な社会を作るには、性別をもとにした決めつけ・押し付けは、男女どちらに…
新しい本が出ます。 「きめつけないで! 女らしさ 男らしさ」というタイトルで、主な想定読者は小中学生。まんがと解説で構成し「女の子らしい色」「意見をはっきり言う」「お手伝いを期待されてきた女の子」など、学校や家庭でよくあるジェンダーバイアスの…
小学生向けの教育雑誌「ジュニアエラ」のジェンダー平等特集号で解説をしました。ジェンダー平等が必要な理由、身近な問題に気づいた時の対処を話しています。
論壇委員が選ぶ今月の3点:朝日新聞デジタル 私は、こちらを含む3点を挙げています。 ▽李娜兀(リ・ナオル)「『スーホ』は子供に悲し過ぎないか」(ニューズウィーク日本版10月13日号) リ・ナオルさんは、韓国・米国・日本で教育を受けており、現在は日本…
3歳か4歳くらいの子どもが遊んでいると、突然、近くに爆弾が落ちてきて、家はつぶれ家族はちりぢりに。子どもは逃げている間に、どこかの大人に手を引いてもらったり、抱っこして眠ったり、兵士に捕まって水汲みをさせられたりして、最後は難民キャンプと思…
最初に読んだのは、こちら「だるまちゃんとてんぐちゃん」でした。てんぐちゃんの持ち物がうらやましくて、同じものを欲しがるだるまちゃん。家に帰ってねだると「おおきなだるまどん」(お父さん、とは書いていません)が色々なものを出してくれます。 色と…
主人公は4歳くらいの女の子・あやこ。この年頃に多い「なんでも自分でやってみたい」気持ちで、色んなことに挑戦する。 「お手伝い」しようと、母親が作ったお弁当の中身を箱にぐしゃぐしゃに詰めたり、父親が準備したバッグの中身をぶちまけてしまったり。…
何冊かある中で息子(3歳)が特に気に入っているのが、このチョコレート工場の話。製造ラインに入りこんでしまったジョージが、チョコレート作りを手伝うシーンが好きで"Bring more boxes!"というセリフを真似て喜んでいます。 他にも、ジョージが博物館に入…
お弁当箱やお皿、文房具についている「キャラクター」とみなしていたのだけれど、本業は絵本。半分は自分が欲しくて、半分は子どものために購入し、最近、動物の物語に関心を持つようになった3歳児に読み聞かせてみた。まずは箱入りの最初の3冊。 緻密なスケ…
この絵本は買ってもらった当日、夫に読んでもらい、次に私のところへ来て「ママ、読んで」。 臆病だった主人公の豆太が、大好きな祖父=じさまのため、勇気を出して暗い夜道を走り、医者を呼びに行く…というストーリー。暗いところが怖い息子は、豆太に感情…
あかずきんちゃん、さんびきのやぎ、おおきなかぶ、さんびきのこぶた、ブレーメンのおんがくたい…など。こうして見ると昔話って「3匹」が多いんですね。絵本は同じシーンが繰り返し出てくることが多いので「サイズを変えて3回繰り返し」だと、ちょうどいいの…
ストーリーはとても単純で、にわとりのお母さんに呼ばれて、ひよこのぴよちゃんが「はーい」といいお返事。おばあちゃんに呼ばれてあひるの子どもがいいお返事…その繰り返しで、最後に「元気な子どもは手を挙げて!」で、登場人物が勢ぞろいして「はーい」。…
言葉を覚え始めた頃、息子がいちばん好きなのは「ゾウさん」だった。その後ナショナル・ジオグラフィックのDVDとライオン・キングの影響で、ヒーローの座はいつしか「ライオン」に変わった。 3歳をすぎると、帰宅後はベッドの上で吠えるようになった。ベッド…