息子(3歳)が最初に見た絵本。


ストーリーはとても単純で、にわとりのお母さんに呼ばれて、ひよこのぴよちゃんが「はーい」といいお返事。おばあちゃんに呼ばれてあひるの子どもがいいお返事…その繰り返しで、最後に「元気な子どもは手を挙げて!」で、登場人物が勢ぞろいして「はーい」。


小鳥たちの手(羽根)は、各ページ横についている紙を引っ張るとパタパタ動きます。


職場からもらった出産祝いの、たくさんの絵本たちの中の1冊。届いた時、息子はまだ生後2カ月弱。早速読んでみた記憶がある。最初は反応がなく、次第にじーっと見つめるようになり、次に自分でページをめくるようになり、羽根をパタパタ動かせるようになり、ついに自分で声を出して読めるようになった。


シンプルな本だけに、関わり方の変化から子どもの成長を感じることができる。しばらく仕舞っておいたのを、娘が生まれたので取り出してみた。すると、3歳の息子が読み聞かせをしてくれた。0歳の娘は息子が持った絵本を凝視し、そういう2人を夫が傍らで見ていて、3人の様子を数歩離れたところから眺めていた私は、思わずカメラを取り出した。