2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
印象に残ったのは規模の大きさ、障害者への配慮、そして愛国心的なものの受容。会場となったフットボール場には、卒業生の家族など6万人以上が集まった。車椅子の来賓数十人は、式の様子が見えやすい特設スペースに。スピーチは大画面のモニター2つに映し出…
「下手だ」と聞いていたので、こちらで髪を切るのは気が進まず、前髪だけ自分で切って誤魔化してきたのだが、さすがに限界。来週はまともな格好をしなくてはいけないので、仕方なく近所にあるAVADA系列の美容院(写真)へ行った。 ここには5段階の美容師がい…
正直、味はほとんど期待していなかった。きれいな外見に惹かれてアメリカのお菓子を食べてみると、甘すぎてつらいことが多いため。 実際は食べやすくおいしいドーナツだった。雑誌記事にあった通り、口の中でとけていく感じ。 ドーナツの味以上に感心したの…
2人の50代女性が仕事と家庭生活の両立体験を話してくれた。すごく良い天気だったので、うかがったお宅のテラスで軽食をいただきつつ話を聞いた。家のすぐ裏にはトウモロコシ畑が広がっている。 話をしてくれた女性の片方は看護婦、もう片方は小学校教師とし…
現状の問題点を「男性性」とレッテル貼りしがちなことだ。チャレンジャー号墜落の経緯を分析した論文はその一例だった。タイトルは"Gender Equity, Organizational Transformation and Challenger"。オランダの学術誌Journal of Business Ethicsに1997年に掲…
事件当日に、ミシガン大学長から学生全員宛にメールが回ってきた。内容はカウンセラーの紹介など。大きなニュースになる出来事があると、トップがメッセージを発するのは暗黙のルールだ。 2日前には同僚から"Orange and Maroon Effect" を知らせるメールが転…
私が会うのは大学コミュニティーのリベラル知識人。9割以上が民主党支持だから、大統領選挙の結果には当然、不満だ。「共和党は選挙を乗っ取った」「メディア操作をした」といった反応が多い。中には「私にも分からない。この国はおかしくなっている」と言う…
独身上司と子持ち部下のやり取り。共に広告会社で働く有能な女性である。部下は4人の子供を産み、7年間専業主婦をした後、再就職。面接の際、この上司は「子供が理由で仕事に支障をきたすことは許さない」と明言する。 部下の夫は専業主夫として家事育児に専…
設立者のクリス・トレターさんは、先月、メキシコのゼミにゲストスピーカーとして来てくれた。普通のコーヒーとフェアトレードとの違いは次の3点だ。 1)最低価格保証 1ポンド(約453g)につき1.26ドル払う。有機栽培の場合は1.41ドル。2)上乗せ価格 通常、コ…
先月、ペンシルバニアの会議で会った米陸軍のマーク・リンドン大佐が「米陸軍における女性の配属先変更の歴史とその影響」と題した論文を送ってくれた。面白いので日本の知人に紹介していいかと尋ねたら「軍や政府の公式見解ではなく、私の個人的な意見だと…
まずは学生たちが搾取工場(=Sweatshop:スウェットショップ)の実態と大学への要求を説明。予想通り、実態はひどい。労働者のパスポートを取り上げたり、児童労働をさせたり、組合を作ろうとした人々を解雇している。それに対し、学生たちは生活賃金や週48…
今日聞いた講演によると、1990年から2005年にかけて女性の囚人は150%に増加している。発表者はミズーリ大学カンザス・シティー校のクリスティー・ホルジンガー准教授。 女性犯罪者たちの3割が薬物濫用を理由に投獄され、窃盗などが3割、暴力犯罪が35%。盗ん…
午後5時にビルを閉める際、職員が警告した後で大学警察を呼んだ。警察は「退去か逮捕か」尋ねた上で、12人の学生を逮捕。うち4人は私の友人(クラスメートなど)だった。大学警察は学生に対してフレンドリーだから、逮捕といっても雰囲気はきわめて和やかだ…
それぞれ主催者は違ったが、途上国の貧困層という共通のテーマがあった。ひとつめは貧困層の労働条件、ふたつめは貧困層を顧客として捉えるというもの。 ひとつめのイベントはanti sweatshop(反搾取工場)を訴える学生団体が主催した。ミシガン大学のロゴ入…
ずっと共働きで2人の子供の育児も家事も半々で分担してきた。だんなさんはとても優しくて穏やかな感じで、奥さんははっきりものを言う明るいタイプ。 奥さんは1970年代半ばに管理職に昇進した。「当時はアメリカでも女性管理職は珍しかったのでは」と尋ねる…