2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ストラスブールで考えたこと

欧州評議会の建物前にはためく旗たち 日本時間の1月28日深夜0時すぎに羽田を出発し、31日朝7時前に帰国。機内2泊、現地2泊の強行日程でストラスブールへ行ったのは、私も一緒に行った大崎さんも、27日と2月1日に日本で仕事が入っていたため。 文字通り弾丸出…

病院なし、ATMなし。離島の女性を救うため起業したインドネシアの若き女性リーダーたち

経済発展著しい新興国では、貧富の格差が大きいことが社会課題です。都市部には海外で教育を受けた女性もいる一方、農村部には現金収入がなく、病院に通うのもままならない人がいます。 インドネシアのフローレス島で女性たちが草で編んだものを製品化、ホテ…

ストラスブールのプレスクラブで講演

夕方、ストラスブールのプレスクラブで講演しました。 大崎麻子さんが日本の女性政策について概観、現状と課題をお話。私は日本のメディア業界が非常に男性中心であることを数字で示した上で、女性が少ない背景に、労働慣行の問題(長時間労働、全国転勤)と…

欧州評議会事務次長と面談

バッタイニ=ドラゴーニ欧州評議会事務次長と面談し30分強お話しました。47カ国が加盟する評議会は多様で、西欧型の民主主義と異なる価値観を持つ国も当然、あります。 ドラゴーニ事務次長とのお話では、ポピュリズムがもたらす誤解、偏見、バックラッシュの…

欧州評議会PACEサイドイベントで日本のジェンダー平等への取り組みと現状について講演

欧州評議会PACEサイドイベント。立ち写真中央から右へペトラ・ステーネン・蘭議員、ダニエレ・カンジェミ・人権及び男女平等局長、赤松武・在ストラスブール日本国総領事 欧州評議会常駐オブザーバー大使。 大崎さん(写真左から2人目)が日本の女性活躍政策…

ストラスブール大学で日本の女性活躍政策やジェンダー平等の実状について講演

ストラスブール大学で大崎麻子さんと一緒に講演。麻子さんが日本政府の女性政策について国際的な枠組みを踏まえ包括的にレクチャー。特徴、これまでに達成したこと、今後の課題をとても分かりやすくお話。 その後、私は日本のジェンダー規範が変化してきたこ…

人材企業経営者からエンジェル投資家になった日系インドネシア女性

ジャカルタで取材した、エンジェル投資家の記事が出ました。日系人材企業インドネシア法人トップを務めていたマリコさん。ある事件を機にエグゼクティブの仕事と生活を捨てて、起業家支援に乗り出します。 1件あたり4~5万ドル、計13件のベンチャー投資をし…

酒向萌実さんとWoman Typeで対談しました

女性と仕事についての取材をたくさん受けてきた中で、ダイレクトに「お金」や「稼ぐこと」を取り上げた企画は初めてかもしれません。 社会問題解決のためのクラウドファンディングサービスを提供する企業で経営者を務める酒向さんは、日本に深く根付いている…

長野県庁+県内企業向けジェンダー研修

長野県庁の各職場で男女共同参画推進員を務める方々(管理職が多い)と、県内企業の希望者向けにジェンダーの研修をしました。 特に「差別するつもりはないけれど」、暗黙のジェンダーバイアスが出てしまう事例を、漫画、CM、企業のTwitter投稿などを取り上…

北海道新聞で子ども向けに「ジェンダー格差」について解説しました

昨年12月に発表された世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数、日本は121位で過去最低、先進国最下位でした。 対話形式で分かりやすい解説になっています 北海道新聞の「親と子サンデー」にて、ジェンダーギャップについて、どうしたら良いのか、解説し…

日経DUALに小泉大臣の育休について書きました

dual.nikkei.com 見出しは編集部でつけています。私は、この見出しに正面から答えるなら「知見がないなら、せめて黙っている知性を持って下さい」と言いたいです。国会議員など、公的な職だから育児参加できない、などという話は、欧米先進国では、ほぼ聞き…

朝日新聞論壇委員会

今月もいろいろな雑誌、ウェブ論考を読みました 毎月恒例の朝日新聞論壇委員会。年末年始、いろいろなことがありました。 今回は自分でピックアップしていいか迷った論考がありました。迷いのもとが「その分野に詳しくないこと」だと認識していたのですが、…

パパ育休セミナー@駐日スウェーデン大使館

駐日スウェーデン大使館でパパ育休に関するセミナーが開かれ、モデレーターをしました。 ペールエリック・ヘーグベリ大使、ヘレン・フォン・ライスIKEA日本社長、仲井嘉浩 積水ハウス社長が登壇し、組織のリーダーから見た男性育休の重要性について話しまし…

ジャカルタで考えたこと

農村女性の手工芸を製品化した女性起業家(右から2人目)と起業家支援を手掛ける女性(左)と一緒に 年明け1月8日から13日までインドネシアの首都ジャカルタで女性起業家やその支援者を取材しました。個別事例については、これから記事を書いて紹介するので…

現代ビジネスで「赤ちゃん放置で死亡、母親逮捕」事件について書きました

お正月早々に都内で起きた悲しい事件について、福祉政策が「届かない」問題として捉え、現代ビジネスにコラムを書きました。企業も注目するSDGsは「誰一人取り残さない」がスローガンです。これをお題目で終わらせないことが大事です。 gendai.ismedia.jp

北海道新聞で「ジェンダー炎上」について解説しています

各地で批判された広告事例と解説が書かれています 北海道新聞で「ジェンダー炎上」について解説しました。熊本県の女子ハンドボール、女性ファッション誌の広告がはらむ課題、暴力をふるう男性を強い言葉で戒めるメキシコのビールのCMなど、お話した事例が紹…

共同通信⇒日本海新聞に少子化に関するインタビュー掲載

年末に共同通信で受けた少子化に対するインタビューが日本海新聞に掲載されました。育児支援の充実、忘れられがちな主婦世帯の支援について話しています。