欧州評議会PACEサイドイベントで日本のジェンダー平等への取り組みと現状について講演

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  欧州評議会PACEサイドイベント。立ち写真中央から右へペトラ・ステーネン・蘭議員、ダニエレ・カンジェミ・人権及び男女平等局長、赤松武・在ストラスブール日本国総領事 欧州評議会常駐オブザーバー大使。

 大崎さん(写真左から2人目)が日本の女性活躍政策について、法律やWAW!、W20等の国際会議、国際文脈を踏まえた包括的な講演をした後、私は無償ケア労働の中でも育児について、男性育休等の事例からお話しました。

 小泉進次郎大臣の2週間育休について、ジェンダーギャップ指数ランキングトップの国アイスランドの議員が「短い」という反応をしていたことは、ひとつ象徴的なレッスンです。

 やはり反省すべきは彼が2週間「しか」休業できず、しかも「公務優先」と言わざるをえない状況を作った国会の空気、世論とメディアでしょう。

 また、ジェンダー平等を目指すのは当たり前のことであり、男性の無償ケア労働分担も当然である、という前提で議論が進む中に身を置くことで、日本の課題を私自身も言語化できました。

 ところでこのテーマ、日本のエリート男性にとっては、居心地がよくない話題かと思っていたら、ユーモアたっぷり赤松大使のコメントが素敵でした。真に挑戦的かつグローバルな環境でキャリアを開拓してきた人は、やっぱり違うな、と思います。