今日の午後は積水ハウスの男性育休推進イベント。
昨年初夏に、このテーマで社会に発信をしたい、と相談を受け、 スウェーデン大使館とのコラボレーションを提案しました。 私が2年前「スウェーデンのパパたち」 写真展の大使館主催イベントでモデレートしており縁があったため です。昨年は自身、2回の育休を取得したペールエリック・ ヘーグベリ大使と仲井嘉浩社長の対談イベントをしたり、 記事コンテンツを作るお手伝いもしました。 今日のイベントにもヘーグベリ大使がビデオ出演しています。
パネルディスカッションでは、 積水ハウスで住宅営業を経てダイバーシティ推進担当の執行役員と なった伊藤みどりさん、 8月まで内閣府男女共同参画局長だった池永肇恵さんと一緒にお話 しました。モデレートはファザリング・ ジャパン創設者の安藤哲也さん。 オンラインで三重県知事の鈴木英敬さんも加わり、 企業や地域の持続可能な経営とダイバーシティ推進、 ジェンダー平等の観点から男性育休を推進する具体的なやり方につ いて事例やデータ、経験を共有しました。
イベントはメディア向けで、 参加者リストを見たら育休取得経験のある男性記者がいて、 嬉しかったです。
実はこの春から始まった国家公務員の男性育休取得推進では、 積水ハウスが使用している「家族ミーティングシート」 を使っています。育休を単に取るだけ、休むだけではなく、 男性の家庭内での役割を明確化しケアワークのうち何を分担するの か、事前に配偶者と話し合って決めるためのツールで、 昨年はこちらの監修にも関わりました。
私が女性の社会進出と男性の家庭進出は車の両輪のように同時に進 むべき、と思い、アメリカに留学して調査したのが14年前。 当時、 読んだ論文や研究書に書いてあったことを実践に生かせる時代が来 たことを感じます。