色々な講演

小金井市で講演&滄浪泉園

小金井市主催の男女共同参画講演。テーマは「ジェンダー平等」で、市議はじめ地元で様々な活動をされている方が多く参加して下さって質問がとても深かったです。 講演後、会場と同じ道路沿いにあった「滄浪泉園(そうろうせんえん)」に行ってみました。猛暑…

出版労連のオンラインセミナー「ビジネス教養としてのジェンダー」

出版労連のオンライン研修用に「ビジネス教養としてのジェンダー」レクチャーを録画しました。 最近、本当に多様な組織からジェンダー関連のセミナー依頼を受けるようになり、時代が変わったな、と思います。

徳島県の女性リーダー育成事業で「教育とメディア」をテーマに講義をしました

今日はオンラインで徳島の女性リーダー向けに「教育とメディア」について講義をしました。 tfa2nd2020.site 新聞、テレビ、雑誌などの既存メディアとインターネットメディア、SNSやプラットフォーム型メディアの特徴と違い、子どもから時事ニュースに関する…

2年間に約2000人の男性社員が1カ月育休を取った日本企業

左から、積水ハウス執行役員・伊藤みどりさん、前内閣府男女共同参画局長・池永肇恵さん、私、FJ創設者の安藤哲也さん 今日の午後は積水ハウスの男性育休推進イベント。同社は2年前から男性育休の完全取得をしていて、これまで1900名余の男性社員が1カ月育休…

FJ緊急フォーラム「パパ育休は今度こそ本当に進むのか?」、お話しました

FJ緊急フォーラム、パパ育休をテーマに国会議員、県知事、区長、区議会議員、経営者などが集まって話し合いました。私は国際潮流としてのジェンダー平等の動きと男性育休の重要性についてお話ししました。 小泉進次郎大臣の育休を契機にした企画で、議員の方…

昭和女子大学で「地方創生と女性活躍」の講演

金沢文庫から三軒茶屋へ移動して夜は昭和女子大学現代ビジネス研究所の公開講座。「地方創生と女性活躍」について、兵庫県豊岡市、長野県、東京都豊島区の事例をお話しました。 日本全体で人口減少している中、特に地方は減少が著しく、若年層とりわけ女性が…

名古屋青年会議所主催、ジェンダー平等&女性活躍のシンポジウム

名古屋駅前のホールでジェンダー平等のパネルディスカッション。 www.nagoyajc.or.jp 基調講演では、古市憲寿さんが、共働き当たり前社会やジェンダー平等、保育義務化による母親の負担軽減&虐待防止など、正論をユーモア交えてお話しました。会場からあら…

東京都東部学校経営支援センターで「ダイバーシティ」の講演  

学校の先生の働き方とダイバーシティについてお話しました。 このセンターでは毎日、たくさんの先生向け研修が行われています。ダイバーシティに取り組むようになったのは、現在、都立白鴎中高校長を務めている先生の熱意がきっかけ。 研修開始時にセンター…

日本政府主催の「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(World Assembly for Women in Tokyo: WAW! )2015」、8月28日、29日、東京・品川で開かれました。

29日に開かれたハイレベル・ラウンドテーブル「困難を抱える女性たち」で司会をつとめ、国内外の有識者の皆さんと、シングルマザーが直面する課題やマタハラ問題を議論しました。 当日の様子は、こちらのウェブサイトにまとまっています。右側の写真は私たち…

東京アメリカン・センターで講演を聞いた。

スピーカーはジャーナリストのロナルド・ブラウンスティン氏(アトランティック・メディア カンパニー政治ディレクター)。キーとなる数字を散りばめ、分かりやすく解説してくれた。 民主党の候補者選びは資金・人員共に過去に例を見ない規模であったという…

プエルトリコ(写真)に行き、INFORMSという学会で発表を聞いた。

一番面白かったのは、イリノイ大学アーバナ・シャンペン校の教授による「メディアに出る時の注意点」。自身の経験を元に取材前の準備、米メディアの取材手法や誌面・番組の実態、読者や視聴者からの反応を語った。 教授はクルマの二酸化炭素排出量と乗る人の…

"移民"と"ミドルクラス"体験もよく話題に上った。

昼食時はカリフォルニア州選出のロレッタ・サンチェス議員(写真)の講演を聞いた。「アメリカン・ドリームって何でしょう? それは私です」。両親は移民だという。兄弟姉妹が6人もいて、妹(かお姉さん)も国会議員。確かにアメリカン・ドリームだ。 彼女の…

ワシントンDCで「Searching for the New American Dream(新しいアメリカン・ドリームを探して)」という会議に出席。

主催は労使関係を扱うLabor and Employment Relations Association(LERA) 。研究者、政策担当者、組合関係者200人が集まった。 ミシガン大学へ来て10カ月、アメリカ人カップルのワーク・ライフ・バランスについて文献調査やインタビューをしてきた。実態把握…

先週末、原一男監督の映画を見た。

ミシガン大学の日本センター主催で、金曜は『極私的エロス』、土曜は『ゆきゆきて、神軍』を上映。土曜は映画の前に、原監督とマイケル・ムーアの対談(写真)もあった。『ロジャー&ミー』製作中のムーア監督が『ゆきゆきて〜』を見て絶賛したことは知られ…

土曜日にミシガン大学の卒業式を見た。

印象に残ったのは規模の大きさ、障害者への配慮、そして愛国心的なものの受容。会場となったフットボール場には、卒業生の家族など6万人以上が集まった。車椅子の来賓数十人は、式の様子が見えやすい特設スペースに。スピーチは大画面のモニター2つに映し出…

Higher Groundという会社が扱うフェアトレードコーヒーを買った。

設立者のクリス・トレターさんは、先月、メキシコのゼミにゲストスピーカーとして来てくれた。普通のコーヒーとフェアトレードとの違いは次の3点だ。 1)最低価格保証 1ポンド(約453g)につき1.26ドル払う。有機栽培の場合は1.41ドル。2)上乗せ価格 通常、コ…

先日学長室を占拠して逮捕された学生が主催したミーティング(写真)に行った。

まずは学生たちが搾取工場(=Sweatshop:スウェットショップ)の実態と大学への要求を説明。予想通り、実態はひどい。労働者のパスポートを取り上げたり、児童労働をさせたり、組合を作ろうとした人々を解雇している。それに対し、学生たちは生活賃金や週48…

全米の囚人に占める女性割合は7%、10万7000人。

今日聞いた講演によると、1990年から2005年にかけて女性の囚人は150%に増加している。発表者はミズーリ大学カンザス・シティー校のクリスティー・ホルジンガー准教授。 女性犯罪者たちの3割が薬物濫用を理由に投獄され、窃盗などが3割、暴力犯罪が35%。盗ん…

今日は2つのイベントを見に行った。

それぞれ主催者は違ったが、途上国の貧困層という共通のテーマがあった。ひとつめは貧困層の労働条件、ふたつめは貧困層を顧客として捉えるというもの。 ひとつめのイベントはanti sweatshop(反搾取工場)を訴える学生団体が主催した。ミシガン大学のロゴ入…

キャンパス内では数え切れない講演やワークショップが開かれていて、毎日が学園祭といった趣だ。

正式に聴講させてもらっているのはメキシコのゼミだけで、他は各学部が開いている講演案内のメールを見て好きなものを見に行く。今年に入ってから、そういうものだけで50ほど聴いた。 中にはあまり面白くないものもある。今日の夕方聞いた講演は期待外れの一…

午前中は"Is HIV/AIDS Really a Black Deseases?(HIVは本当に黒人の病気か?)"というもの。

発表はBlackWomensHealth.comというサイトの責任者で医学博士のデビッド・プライヤーさん。米国人のエイズ患者を人種別に見ると、アフリカ系が圧倒的に多い。特にアフリカ系男性はHIVポジティブでありながら、気づいていない人の割合が高いそうだ。貧困など…

昨日・今日はミシガン大学の公衆衛生学部(Shool of Public Health)で開かれた会議を聴きに行った。

テーマは"Health, Race and Media: The Power of Perception"というもの。少数人種に多い健康上の問題やメディアの影響について9つの講演が開かれた。 昨日聴いたのは「少数人種の子供は健康上のリスクが大きい?: メディアの影響はプラスかマイナスか」。発…

昨夜はワシントン元高官ヘンリー・ケイトーさんの講演(写真)を聞いた。

ニクソンとフォード大統領の下で英国、エルサルバドル、国連の大使や、ホワイトハウスの儀典長を務めてきた。儀典長は、国賓が米国を訪れたときに大統領晩餐会を仕切る。話はこうした"偉い人"たちに関する裏話が中心だ。 エジプト大統領を招いているのに間違…

移民労働者の権利擁護を主張する弁護士、チャンドラ・バトナイガー(Chandra Bhatnagar)さんの講演(写真)を聞いた。

クリスチャン・サイエンスモニター紙によると、米国には700万〜2000万人の不法移民労働者がいると推定されている。多く見積もれば人口の約10%が不法移民ということだ。一番数が多いのは約600万人に上るメキシコ人。エルサルバドル、グアテマラといった中米諸…

キャンパスは毎日が学園祭状態で、講演やワークショップ、映画や劇の上演が数え切れないほどある。

一昨日は"Academic Writing"に関するセミナーに出てみた。講師は英文学で博士号を取った女の人。参加者の大半は博士課程の学生で、博士論文の作法を知りたがっていた。 講師は歯に衣着せない人だったので、ものすごく面白かった。数本の学術論文を抜き刷りで…

今日はお昼からメキシコのゼミ。

南部チアパス州からOnesim Hidalgoさんがゲストスピーカーとしてクラスに来てくれ、現地の様子を報告した。チアパスには反政府ゲリラのザパティストを支持する人が多いとされている。実態は複雑で、村によっては全てがザパティスト支持、別の村では他の政党…

今日はカリフォルニア大学バークレー校社会学部Michael Hout教授のレクチャーを聞いた。

内容は昨年出版した著作"Century of Difference"について。国勢調査のデータをもとに、1900年から現在までアメリカ人の属性を色々な角度から分析したものだ。Hout教授によると、この100年間で一番変わったのは教育だという。 まず、教育を受ける年数が伸びた…

今日の午後、Ernst Fehr(エルンスト・フエール)教授のレクチャーを聞いた。

フエール教授はスイスのチューリッヒ大学に所属する経済学者で、実験経済学の権威。『Nature』など理系学術誌にも論文が掲載されている。レクチャーのテーマは「アメリカ人とドイツ人、どちらが人を信用するか」。500〜800人を使って行った実験の手法や結果…

火曜の夜、元テロリスト3人がミシガン大学のキャンパスで講演をした。

会場のホールはいつになく厳重な警備体制が敷かれていて、開始2時間前には警察犬を連れた警察官が爆発物を探していた。このホールにはこれまで、ポーランドの元大統領やBPの現役社長が講演に来たが、こんな警備を見たことはない。会場は満席。多くの人がテロ…

Institute for Research on Women and Genderでお昼から開かれたレクチャーを聞きに行った。

ここの客員研究員をしているアゼルバイジャンの女性大学教授が祖国の女性たちについて話した。アゼルバイジャンは北はロシア、南西はイラン、東はカスピ海に面した旧ソ連の国。人口は800万人で石油が出る。人口の9割がイスラム教徒である。 非西欧諸国出身の…