名古屋青年会議所主催、ジェンダー平等&女性活躍のシンポジウム

 名古屋駅前のホールでジェンダー平等のパネルディスカッション。

 

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 基調講演では、古市憲寿さんが、共働き当たり前社会やジェンダー平等、保育義務化による母親の負担軽減&虐待防止など、正論をユーモア交えてお話しました。会場からあらかじめ寄せられた質問(たとえば3歳児神話)に、分かりやすく柔らかに、かつ本質を突いて答えている様子が印象的でした。

 その後、地元印刷会社の社長さんと私が加わってディスカッション。印刷会社は20名弱の社員の8割が女性。ランチミーティングを通じて業務改善意見を募り、機材を鉄製からプラスチックに変えて軽くなったそうです。巨大な裁断機を最初は「女性大丈夫かな」と心配したそうですが「全然問題なかった」と社長さん。

 私は古市さんが「ジェンダー平等は男性にとっても良いこと」「みんなで楽になりましょう」とおっしゃっていたのに共感したので、この点を意識してアメリカと日本の比較などを入れつつお話しました。

 青年会議所は30~40代男性が会員の9割以上を占めています。働き盛りの男性が集まる組織で、M字カーブ、管理職女性比率、男性の働き方改革を正面から論じている様子に、時代の変化を感じて嬉しくなりました。