2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日、一橋大学で講演しました。

社会学部のジェンダー社会科学研究センターのプログラム「男女共同参画時代のキャリアデザイン」という講義で、約300人が受講しています。オムニバス形式で、経営者、研究者、若手ビジネスパーソンが仕事について語るというもの。講義の企画は東京ガス西山経…

一橋でワークライフバランスについて講演

今、日本で「ダイバーシティ」といえば、労働市場に女性が増えることを意味する。

人材に多様性があれば、色々なアイデアが生まれ、新製品やヒット商品につながる−−。企業がダイバーシティを推進するメリットはこのように説明される。 育児についても同じことが言える。母親だけでなく父親が積極的に参加する方が良いと実体験から分かった。…

東京アメリカン・センターで講演を聞いた。

スピーカーはジャーナリストのロナルド・ブラウンスティン氏(アトランティック・メディア カンパニー政治ディレクター)。キーとなる数字を散りばめ、分かりやすく解説してくれた。 民主党の候補者選びは資金・人員共に過去に例を見ない規模であったという…

シカゴの低所得者住宅で活動する黒人ギャングの生態を描いた本。

特徴は2つある。1つめはアメリカが今も抱える人種・階級問題を浮き彫りにしていること。2つめはギャングと黒人低所得者の経済行動を詳しく調べてあることだ。 著者はコロンビア大学社会学部で教鞭を執る。シカゴ大学社会学部の博士課程在籍中にこの研究を行…

地元紙記者に仕事への自信を喪失させる本

Gang Leader for a Day: A Rogue Sociologist Takes to the Streets作者: Sudhir Venkatesh出版社/メーカー: Penguin Press発売日: 2008/01/10メディア: ハードカバー クリック: 14回この商品を含むブログ (1件) を見る

1カ月健診のため、子連れで初外出。

これまでも子どもを抱いてマンションの外廊下を数分歩いてみたり、自宅から50mほど離れた郵便ポストまで行ったことはあるが、本格的なのはこれが初めて。帰りのタクシーの中で少しぐずった以外、ギャン泣きすることもなく機嫌よく起きていてくれて安心。病院…

1人暮らしの頃、行政サービスの恩恵はほとんど受けていなかった。

朝から晩まで仕事をしていて帰宅は深夜。本はアマゾンで買うから近所の図書館を使ったことはなく、学校に足を運ぶのは選挙の時だけ。当時、政府に望むのは唯一、治安の確保だった。駅から自宅まで夜道を安心して歩くことができ、明け方にタクシー帰りした時…