2020-01-01から1年間の記事一覧
今年もあと半日で終わります。 コロナで始まりコロナで終わる感じがありますが、家にこもってインターネットを見る機会が増えたせいか、SNSのジェンダー炎上が多かったように思います。ウェブメディアのみならず、紙媒体やラジオでも取り上げられるようにな…
毎日新聞の第三者機関「開かれた新聞委員会」。取材・報道プロセスを人権の視点でチェックし、これからのメディアのあり方を展望して意見を述べる役割です。 私は来年2021年1月から委員を務めます。 開かれた新聞委員会:離任に当たり 今月末交代 報道の魂、…
「論壇委員」の依頼を受けた時のビビった気持ちについて書きました。「女性は遠慮するから…」とよく言われるし、データもいっぱいあります(詳しくは本文)。 論壇委員会はとても楽しいので、やってよかったなあ、と思います。元記者としては、様々な専門家…
今年、特に後半はジェンダー炎上の話題が多かったように思います。The Breakthrough Company Go代表取締役の三浦崇宏さんと、大手広告代理店プランナーの村山佳奈女さんと一緒に、今年のジェンダー炎上を振り返り、再発防止のためにできることや、実はいっぱ…
日本経済新聞「私見卓見」にジェンダー炎上の類型とその防止策について書きました。最近、ウェブメディアだけでなく紙媒体やラジオ、テレビでもジェンダー炎上について取り上げることが増えているようです。 電子版はこちらからお読みいただけます。
津田大介さんが毎晩放送しているインターネット番組ポリタスTVで、2020年の女性・ジェンダー関連の話題を振り返りました。 www.youtube.com 刑法性犯罪規定、ハラスメント関連事件、選択的夫婦別姓などについて話し合いました。今年はジェンダー関連の報道が…
東京都が女性活躍と男女平等推進のために設置した「女性も男性も輝くTOKYO会議」、事業者・教育関係の団体と学識経験者35名の委員で構成する会議です。私は鹿嶋敬先生、大沢真知子先生と一緒にこの会議の「コーディネーター」を務めています。 今日開かれた…
SDGs(持続可能な開発目標)の3.8はユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)です。UHCとは、すべての人々が基礎的な医療サービスを必要な時に負担可能な費用で受けられることを指し、日本では健康保険制度がそれを保障しています。 私が理事をつとめている…
講談社の本と子育てのサイトにコラムを書きました。近年増えている父親育児と絵本や子どもの本について取り上げています。 cocreco.kodansha.co.jp
朝日新聞の論壇委員会では、毎月、津田大介さんが書く「論壇時評」に加えて、少し違う視点の論考を「#論壇」として取り上げています。今回の執筆者は山本悠理記者。論壇委員は、自分が選んだ論考が#論壇で取り上げられたら紙面で短いコメントを出します。 …
東京都の女性活躍推進大賞、審査会に出席しました。産業、医療、教育、地域分野で女性活躍のすぐれた取り組みをしている企業、医療福祉機関、教育機関やNPOなどを表彰する取り組みです。 私は2016年1月に、この賞の表彰式兼パネルディスカッションでモデレー…
ハングル検定5級合格しました。いちばん簡単なやつですが、嬉しい。 今年2月に韓国ドラマを見始め、4月からNHKラジオの「まいにちハングル講座」を文字通り毎日、聴いてます。ポップカルチャー関連の例文が多くて楽しいのですが、年齢ゆえ、覚えたそばから忘…
2017年5月に発足した「メディア表現におけるダイバーシティを目指す産学共同抜本的検討会議:略称MeDi」のメンバーとして、毎年数回のカンファレンス企画や、昨年末には皆で本を出したりしました。 11月1日には研究会メンバーの田中東子先生の取りまとめで、…
朝日新聞社発行の月刊誌「ジャーナリズム」に男女平等政策について書きました。「一強」政治特集の中にあります。 私は「一強だからどうせダメ」という発想はしません。諦めは腐敗の栄養になるからです。市民社会と立法府・行政府の志を同じくする人が連携し…
相次ぐジェンダー炎上事例を踏まえ、どうしたら防げるか組織マネジメントの観点からお話しました。担当した記者の方、知見が豊富で、インタビューをお受けして、私も頭が整理されました。 diamond.jp
広告のジェンダー表現に関する最新動向について、G20リヤド首脳宣言、国際的な広告祭、「怖れを知らない少女像」、そして日本でも始まったUN Womenのアンステレオタイプアライアンスについて、Vogueウェブ版に書きました。 www.vogue.co.jp 国内外の良い事例…
IKEA Japanの世界人権デーイベント、スウェーデン大使館で開催、オンライン配信されました。 IKEA Japanヘレン社長は世界人権宣言に言及しつつスピーチ。内閣府・永田真一さんは、ジェンダー不平等と子どもの貧困、地域格差など昭和の成功モデルを変えなくて…
漫画は多くの人の心に届き、難しそうな話も分かりやすく、面白く伝えることができます。ウェブ漫画サイト「コミチ」にJICAが協賛して行われた「国際協力まんが大賞」。12月3日の国際障害者デー、3月8日の国際女性デーをテーマにした2部門で漫画作品を募集し…
NHK「あさイチ」、とても良かったです。「男らしさ・女らしさ」の押し付けと、それに伴うモヤモヤを取材VTRで紹介。例えば娘が「ピンクは女の子の色」と決めつけているのを聞いて、自らピンクの服を着て見せるお父さんの話。また、福岡県の小学校で子ども達…
春から初夏にかけて何度か書いてきた韓国ドラマ「愛の不時着」について朝日新聞の取材でお話しました。私はドラマがきっかけで4月からNHKラジオで「まいにちハングル講座」を聴いています。コロナで外出が難しかった時期も「推し」があると楽しく過ごせまし…
第20回情報ネットワーク法学会の分科会「コールアウトカルチャーとソーシャルメディア」でお話しました。 in-law.jp ジェンダー炎上もその一例ですが、政治的文化的な理由で、表現物の取り下げ要求をしたり、自身の表現物を抗議の意思表示のため取り下げる動…
ジェンダー視点で優れた広告を表彰する「日経ウーマンエンパワーメント広告賞」、受賞作品が決まり、本日、授賞式が開かれました。時節柄、会場は関係者のみ、オンライン配信です。 「UNSTEREOTYPE(アンステレオタイプ)賞」にユニ・チャーム、「日経特別賞…
国内最大のマッチングアプリ「Pairs」を運営するエウレカ社のメディア向けオンラインセミナーに登壇しました。テーマは「少子化・未婚化」です。社会学者の山田昌弘さんが監修した白書についてレクチャーした後、マーケティングアナリストの原田曜平さんと治…
上場企業の役員女性比率3割を目指す英国発の取り組み「30%Club」日本支部のステアリングコミッティ(運営委員会)委員を務めています。今日は定例のオンライン会議でした。メンバー企業は順調に増えており、機関投資家、大学のダイバーシティ推進に関する取…
女性首長によるびじょんネットワーク、オンライン配信イベントの分科会モデレータを務めました。テーマは「ICTを上手に採り入れる」。 www.bijonet.tokyo 登壇者はウィズグループ奥田浩美・代表取締役、群馬県安中市・茂木英子市長、千葉県君津市・石井宏子…
一橋大学のファカルティや大学院生、同窓生でつくる「世代をつなぐ会」が主催するセミナーでお話しました。全体テーマは「既卒女性の大学院進学とライフイベント」、私は30分「働き、子育てしながら大学院へ行くこと」についてお話しました。 sedai-tsunagu.…
NHKラジオ「三宅民夫のマイあさ!」にて「ジェンダー炎上」の解説をしました。 www2.nhk.or.jp 企業のCMやSNSがジェンダー視点から批判されて収拾がつかなくなることを「ジェンダー炎上」と呼びます。繰り返される炎上の背景に何があるのか、企業と視聴者・…
女性活躍推進と両立支援に関する検討委員会に参加しました。この会議は3回ともオンライン開催です。 地方中小企業なども含め、女性活躍や両立支援に熱心に取り組む企業を紹介する情報提供サイトの構築に関する会議で、人材マネジメント、女性労働、両立支援…
ジェンダーに基づく偏見を取り除き、ジェンダー平等を推進するために、広告は大きな役割を果たします。UN Women日本支部、日本経済新聞社、日本アドバタイザーズ協会で作る「アンステレオタイプアライアンス」という取り組みに関わっています。 このたび、ジ…
リカちゃんTwitterの小児性犯罪助長問題、アツギタイツのイラスト等、ジェンダー炎上事例があとをたちません。 サントリー、キリンビバレッジ、日本赤十字など、最近の事例と共に、問題の構造、批判する人の考えていること、SNSの問題などをお話しました。 …