トーゴ取材記事2本目は国際NGOで働く日本女性の話

こちらはBusiness Insider Japanに書きました。

 

www.businessinsider.jp

 

国際協力というと、現場で人助けをしているイメージが強いです。実際は、現場で動く団体を財政面で支援したり、モニタリングするのも大事な仕事です。国際機関で20年働いている日本女性を取材しました。

トーゴで女性の健康支援に関わるNGO男性の記事を書きました

Yahoo!ニュース個人にトーゴ取材の記事を書きました。

 

news.yahoo.co.jp

家族計画のコンサルティング産婦人科や小児科などの病院を国内でいくつも経営しているNGOで働く男性たちの活動を紹介しています。

朝日新聞「時代の栞」で「負け犬の遠吠え」について解説しました

 朝日新聞「時代の栞」で2003年に出版されてベストセラーになった酒井順子著「負け犬の遠吠え」について、時代背景を踏まえて解説しました。

 

digital.asahi.com

 

 社会的に活躍している女性でも、子どもがいないと「負け」のように感じてしまう背景には、女性は家庭・男性は仕事というジェンダー規範の問題がある、とお話しました。

 

東京都国立市で「変わりゆく憧れのプリンセス」について講演

くにたち男女平等参画ステーションでディズニープリンセスの変遷とジェンダー規範の変化についてお話しました。

 

kuni-sta.com

 

同じディズニープリンセスでも「白雪姫」と「アナ雪」では主人公の描き方、人生の目的、王子様の役割が全く違います。長寿グローバル企業のディズニーが経営の視点で取り入れてきたフェミニズム志向を振り返りつつ、日本のジェンダー規範も不変でも普遍でもない、ことをお伝えしました。

日米の大学生が企画する高校生向けサマースクールでジェンダーのお話をしました

日米の大学生が企画運営する高校生向けの合宿型サマースクール、小松サマースクールでジェンダー平等についてお話しました。

 

komatsu-ss.main.jp

 

良いな、と思ったのは、大学生の運営。年が近い参加者の体調なども考えつつ、SDGsについて学び自分たちができることを高校生が議論するのをサポートします。

高校生の質問はとても鋭くて、ふだん大人向けに講演しているのと変わりない。むしろ大人は思いつかない/遠慮して言わないことも正面から尋ねる。

例えば、男子高校生からは、女性のリーダーが増えると男性のポストが取られるから男性が抵抗するのではないか、という質問。実際、企業で起きています。

サマースクール参加者も運営する大学生も女性が多いから、日本社会のジェンダーギャップとは別世界。しかも、今の性差別に男子学生は直接の責任がありませんから「何で女性を優遇するの…」という疑問はしごくもっともです。

私の回答は①性差別構造を作ったのは皆さんの親・祖父やもっと上の世代。②本当なら一度、彼らが過去の過ちを認めて謝罪するとか、③高度経済成長期は機能してきた性別役割分担モデルが立ち行かなくなった(ゲームのルールが変わった)ことを認めて総括すべき。

本来、責任ある世代が過去、女性が男性の補助的役割を担ってきた事実がなかったかのように「女性活躍」とか言ってるから、若い世代がモヤモヤする。

もう一つ、大人からあまり受けない質問は「性差別をなくすのは難しいのでは」というもの。

これについては、歴史を見て欲しい、と話しました。①私が就活していた20数年前「女性は事務職です、男性は営業や企画です」と企業人事から正面切って言われた。今、新卒段階でそんなことは言わなくなってきた。②小説「ハックルベリー・フィンの冒険」を読んでほしい。

当時、黒人奴隷を逃がすことは所有者である白人に対する財産権の侵害とみなされた。今、そんなことを言う人はいない。法律も規範も当時と大きく変わったから。

今、当たり前と思っていることは、こんな風に変わりうる。変化を加速するのは若い世代にも責任があるのでは。

その後、高校生のグループワークを見学させていただきました。LGBTQに対する認識の深さ、10代は20代、30代より進んでいるし私やそれより上の世代は高校生から教えてもらった方がいいほど。学校空間における真の平等とは?高校の体育は男女一緒がいいか別がいいか等、とても面白い論点が出ていました。

このように、10代から40代(わたし)が学ぶことがたくさんあることが分かりました。

またジェンダーを巡る課題は、優等生的な話だけでなく、本当はどう思う?という話を事実やデータ交えて話した方がいいなと思いました。

豊島区の男女共同参画推進会議、会長になりました

豊島区男女共同参画推進会議。会長に選出いただきました。区議会議員、小学校長、都の労働関連機関長、立教大教授、地元で活動するNPO等の方、公募区民の方などで構成されています。

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会議の後、時間がある方で写真を撮りました。

副会長にはクリストファー・クランツさんを指名させていただきました。スウェーデンの進んだ施策、長年日本にお住まいの視点など生かしていただきたいと思っています。

冒頭あいさつで区長から「5年前に消滅自治体といわれて以来、女性が住みやすい街に向けて様々な施策を取ってきました」というお話。若年女性の会議、待機児童対策、区役所課長職への民間任用などが奏功して子どもも人口も増えたことなど、具体的で面白かったです。

今年4月1日から始まったパートナーシップ制度は、本日時点で15組の届け出があったこと、区役所職員の管理職に占める女性比率を上げ、各種審議会に女性を増やす取り組みについて、報告やつっこんだ質問が出ました。

前任の会長は男女共同参画基本法策定時から中央政府の政策に関わってきた鹿嶋敬さん。既に先進的な取り組みが多々あるので、男女+ダイバーシティの観点を入れること、発信面を強化できるように頑張ります。

長野県岡谷市で女性と仕事に関する講演

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かつて製糸業で栄えた岡谷市は今では精密機器のメーカーがたくさんあります

長野県男女共同参画センターで女性就労に関する講演でした。県の担当部長さんが率直かつ暖かいご挨拶から始めて下さったので、私も率直にお話でき、質問して下さった方もご自身の職場や家庭の状況ふまえたつっこんだ内容で楽しかったです。

人手不足の製造系工場で再就職女性向けのセミナーを開いけれど、人が少ししか集まらなかった、とも。昇進したくない女性問題は長年、男性の補助を期待された世代から見れば当然の帰結では? と本音を言ったら、企業人事の方から赤裸々なお悩みも聞きました。