ディズニープリンセスアニメ映画「ラーヤと龍の王国」

 小学生の娘と一緒に見てきました。とても良かったです。近年のディズニープリンセスの集大成という感じ。ラスト近くで娘が「もはやディズニーではないね」とつぶやきました。
 

www.disney.co.jp

 

 王子を待つ姫=ディズニープリンセス映画のイメージは皆無です。男性像も良い。
 お話の骨格は「失われた世界と人々を奪還するため冒険に出る強い姫」。90年代の「ポカホンタス」「ムーラン」から30年間、ディズニープリンセス映画が継続してきた試みですね。
 「ラーヤ」の舞台は東南アジアで、タイ、ヴェトナム、インドネシア風の自然や街並みが描かれます。不思議な動物達も。冒頭から強い姫であるラーヤ、シングルファザー家庭、父親レシピの料理といった場面が次々出てきて、性役割を超越していることを視覚的に伝えています。
 ジェンダーステレオタイプの打破はもはや「当たり前」であって「描くかどうか」は問題にならない、そんな前提で描くテーマは「平和構築」でした。ディズニーお得意の「信頼」の難しさと強さを、上手に描いています。
 伝説の龍がおそろしくも無口でもなく、楽しいキャラクターなのは、実写版「アラジン」のジーニーを想起。社会と世界の分断、手の施しようがないと諦めそうになる今、この主題を描くのは、さすがディズニーだと思います。
 舞台イメージとして使った「東南アジア」のコミュニティーにおける取材その他の役割を担った人の名がエンドロールに出ていました。現地といかにコミュニケーション取ったのか制作過程も知りたくなります。

 

 

朝日新聞、論壇委員が選ぶ今月の3点が出ました

 

 2019年4月から委員をつとめてきた朝日新聞論壇委員会、最終回です。

 

論壇委員が選ぶ今月の3点:朝日新聞デジタル

 

 私は、トルコがDV防止や被害者保護を目指す欧州評議会イスタンブール条約」から脱退したことを報じる論考をピックアップしました。

NHK首都圏局でジェンダー勉強会

 NHK首都圏局のディレクターやプロデューサーの方々向けに、ジェンダーに関する勉強会を行いました。皆さん、それぞれ、色々なテーマでジェンダーに関する番組を企画・構想しているようで、心強かったです。やはり、対面だと濃い会話ができますね。

豊島区男女共同参画推進会議

 豊島区男女共同参画推進会議に出席しました。今年は新しい計画を策定するため、前の計画をいかに評価するか、などを議論しました。

 

テレビ朝日「報道ステーション」PR動画の問題についてハフポスト、TBSラジオでコメント

  報道番組を若い女性に見て欲しかったのか、インターネットで流された動画が批判を集めました。会社員と思しき女性が、会社の先輩が「産休明け」で「赤ちゃんを連れて」出社したこと「政治家がジェンダー平等」とかいうのは時代遅れ…などと話しています。
 世界で男女の経済格差をなくすには200年以上かかる、という試算があります。日本は男女格差が大きいことが課題だと多くの人が知っています。
 にもかかわらず、ジェンダー平等が達成されたかのような発信は、事実誤認もしくは間違った印象操作であり、報道機関として恥ずかしいことです。こういうことを女性に言わせる演出などをハフポストで批判しています。
 

www.huffingtonpost.jp

 

 同日夕刻、TBSラジオでも同じ問題を解説しました。

Vogueウェブ版に書評:原野守弘「ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門」

 ポーラのジェンダー平等広告、バレンタインデーに「義理チョコをやめよう」と呼びかけるGODIVA広告など、数々のフェミニスト広告を手掛けてきたクリエイター原野守弘さんの著書をレビューしました。

 

www.vogue.co.jp

noteヒットドラマ連載、今回は「きのう何食べた?」

 人気ドラマから社会の動向を考える連載、今回は「きのう何食べた?」を取り上げました。弁護士と美容師の男性カップルの日常生活と、買い物から料理の様子を描く素敵なドラマです。

 

shinsho.kobunsha.com