一橋MBAでジェンダーの講義

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「自分が担当者だったらどうするか?」、様々な事例について考えていただきました(撮影は本講義を担当する松井剛先生)

 夜は神田の一橋MBAマーケティングの講義でジェンダーの話をしました。会社などで働きながら通う人が多いので、実践的な内容として、炎上CMについては「自分に決裁権があったら、どこをどう変えるか」「部下から提案されたら、どんな風に差し戻すか」等を議論しました。

 CMのジェンダー炎上においては「男らしさ」「女らしさ」に関する「決めつけ」が問題視されることが多いです。受講生は「男だから泣くな」「男だからきちんと稼ぐべき」と言われた経験を持つ人が多く、あまり抵抗感を覚えていない様子だったのが、印象に残っています。

 ジェンダー規範を「いやだ」と思う人もいれば「そういうもの」と思う人もいて、後者の声は可視化されにくいため、私にも学びが多い時間でした。

聖心女子大学でGender and Mediaのレクチャー

 聖心女子大学英文科の学生向けに、ジェンダーとメディアのレクチャーをしました。炎上したCM等を見ながら、どこが良い?どこが悪い?を議論。

 母親だけが家事育児をしている様子が不自然だ、と批判されたCMについては、再生したとたん、教室にクスクス笑い声が。理由を尋ねると、父親が何もしないのが変という意見が多数出ました。

 学生自身の生育環境を尋ねると「主に女性(母親など)が家事をしていた」けれど、CMでは「男性も家事をするべき」という理想を描いてほしい、という声が多かったです。

Googleの多様性を創造性に生かすRare会議

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 Googleクライアントや広告代理店のクリエイティブディレクター向けに企画しているRare Execにきています。7月にモデレートで関わらせていただいた少人数イベントのフォローアップ会合。Rare=希少であることを生かし、創造性と生産性を上げるのは当然と考える人が広告&マーケティングの世界に増えていることをあらためて感じます。

内閣府主催のアジア太平洋メディア女性会議

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開会挨拶の今井絵理子政務官は日本語+手話で。

 企画委員をしている内閣府主催、アジア太平洋のメディア女性交流事業。パネル登壇などで参加しました。企画委員長の林香里先生と一緒に、開始前に今井絵理子内閣府大臣政務官とお話しました。「ご挨拶」の予定が聾学校の課題を聞き始めたら話が止まらず。手話をよく知らない先生が配置されることも多いと聞いて驚きました。政務官は開会挨拶では日本語と手話でお話されていました。

 会議は日本とタイ、シンガポールのジャーナリストが登壇するパネルと、事業参加者・一般参加者が共に議論する時間に分かれており、巧みな構成で盛り上がり楽しかったです。

 私は、男女二元論ではすまないことは理解しつつ、日本の現状は、特にメディア業界では女性の頭数が少なすぎること、諸外国と比べた課題に気づいて欲しい、という話をしました。

 閉会挨拶で、林先生がダイバーシティや女性エンパワーメントにおいて、政府の方が進んでいる事態をメディア企業はどう考えるのか、と問いかけたのが良かったです。

 会場は新宿の京王プラザホテル。上階に託児専用室があり、うちの子たちもそこでお友達と過ごして、とても楽しかったようです。

 

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 ちなみに、林先生、集合写真を撮って下さった白河桃子さん、そして企画会議でご一緒している田中東子先生とは「メディア表現におけるダイバーシティ向上を目指す産学共同抜本的検討会議」でご一緒しています。

朝日新聞「あすを探る」に女性の政治参画と文化の問題について書きました

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岡山の小さな町で町長をしていた祖父と彼の政治活動を支えた祖母、女性と政治を巡る現状

 岡山の小さな町で町長をしていた祖父と彼の政治活動を支えた祖母、女性と政治を巡る現状など。後段に記した、男尊女卑を温存したままでは地方創生は無理というのが、今回いちばん伝えたかったことです。

 こちらから、ウェブ(有料会員向け)でも読むことができます。

 

digital.asahi.com

日本政府主催の国際女性会議WAW!第6回のアドバイザー会合が官邸で開かれました

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今回、アドバイザーは男女半々です

 

 日本政府主催の国際女性会議WAW!、第6回は2020年4月3日・4日開催予定です。今日は官邸で2回目のアドバイザー会合。メンバーは男女半々になりました。ジェンダーの課題は女性だけの問題ではない。男性が自分の問題と考えた時に本当に変わり始めると思います。

 今日の会合では、性暴力、子どもの虐待、地方の包摂、メディアの役割、男性に向けた発信、企業文化、ユース視点の主流化、国際潮流など多様な視点で13名のアドバイザーが意見を述べました。