2017-01-01から1年間の記事一覧
保育園が足りない、育児や家事が過小評価されている、職場でセクハラやパワハラに遭う…SNSでは、ジェンダーの問題に気づき、異議を唱える人が増えているように見えます。 こうした違和感、不平等を研究対象にきたのが女性学です。より広い発信に向け、新しい…
テーマは「キャリアデザイン」で、小池百合子都知事、日産自動車の星野朝子専務、P&Gジャパンの広報マネジャー山下浩子さんが登壇。 知事は大学進学時に英語以外の言葉を身に着けようと思ったこと、星野さんは女性を海外赴任させない邦銀を辞めて米国留学し…
9月末にベトナム・フエで開かれたAPEC「女性と経済」官民対話フォーラムが開かれ、私も出席し、ひとつのセッションをモデレートしました。 この日は、霞ヶ関・ビジネス・メディアのキーパーソンの方々向けに、報告会を行いました。 外務省APEC室より日本主導…
墨田区で小規模保育所をゼロから立ち上げ〜 保育士さん最優先が成功のカギ 〜 もし、自分の子どもが待機児童になったら、あなたならどうしますか。 私なら文句言いつつ、待つでしょう。体験談を書いたりするかも。でも、きっと書くことしかできない。 「保育…
主催は、メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会(MeDi)と東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」。 MeDiは林香里教授が中心となり、研究者、ジャーナリスト、エッセイスト等、数名で作…
女性が住みやすい社会を作る伴走支援 〜 東北女性の生活感覚を行政に生かして 〜 震災ボランティアから始まり、東北で女性支援に取り組むNPOウィメンズ・アイ。代表の石本めぐみさんにインタビューしました。 私も宮城県・岩手県には何度も取材に行っていま…
キャリアを持つ母親が地域で働ける場を作った 〜 シニア層との交流、助け合いも 〜 都心まで電車で行かなくても、地域で自分の能力を活かして働ける場があったら…。私の周りにも、そういう希望を持っている母親が多いので、尾崎さんの事業は素晴らしいと思い…
大和総研のエコノミスト是枝俊悟さんが、作家の白河桃子さんと共著で出した書籍に関するインタビューです。 『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』の共著者・共働きパパに聞く 是枝さんが作成した、共働き夫婦にとっての「フェアな家事育児分担」をそれぞれの年…
来日したヨハンさんと、マグヌス・ローバック在日スウェーデン大使と対談するメディア・イベントが開かれ、私は司会を務めました。 スウェーデンは公的な育児休業制度が整った国で、パパの育休取得率も日本より、ずっと高いです。それでも、まだ、男女で育児…
ポイントは「戸籍法」ということです。青野社長が世論喚起、作花弁護士が裁判を担当するチームワーク。 サイボウズ青野社長と担当弁護士を直撃!夫婦別姓訴訟 の「新しい戦略」とは? お話を聞いていて「今度こそ変わるかも」という期待を感じました。
現役の大学生2名、卒業生2名で学生生活やキャリア、家族のことなどを話します。 大学生から最近の就職活動について、女性管理職がいるかどうかはもちろん、有休取得率もチェックするという話を聞いて、時代は着実に良くなっているなあ、と思いました。 一方…
小島慶子さんの基調講演「働いて、家族と生きる」、ご自身の育った家庭環境、ジェンダー規範に気づいていく様子がドラマのように自然な流れで、とても素敵でした。 パネルディスカッションは、小島さん、東大の瀬地山角教授、翻訳家・主夫の堀込泰三さん。私…
文系総合職の専門性を生かす「新しい働き方」の人材マッチング 柔軟な働き方を認めれば、中小企業にも良い人材は来る…というフレーズが利いたのか、中小機構のこちらのサイトで今年いちばん読まれた記事になりました。 これからしばらく、ここで女性起業につ…
「ユニクロのキラキラワードの裏の顔も知ってほしい」潜入記著者、横田増生さんに聞く 合法的に名前を変えて潜入した徹底ぶり、外注先で働く人々の最低水準以下としか言えない住環境。ぜひ、紹介している本を読んでみてください。
女性活躍についてお話したり、仕事と私生活の両立に関するケースを3本ほど用意してグループディスカッションをしたり。 ディスカッションでは、両立に伴う葛藤がある場面について「マネジメントの問題である」と指摘した方が多くいたのが印象的でした。 部下…
対象は入庁3年目+くらいの女性職員の方たち。 私が講演をした後、同局内の先輩3名のお話を聞いてパネルディスカッション。女性2名、男性1名で皆さん、管理職かつお子さんがいます。 それぞれスケジュールと経歴をお話いただき、多様な生き方があるなと思い…
守られるべきは、誰のいかなる権利か/治部れんげ ご紹介したのは次の3冊です。八代尚宏『シルバー民主主義 高齢者優遇をどう克服するか』 前田正子『保育園問題 待機児童、保育士不足、建設反対運動』 大沼保昭『「慰安婦」問題とは何だったのか メディア・…
日本の無償ケア労働は「お母さん」の負担が重すぎる 千葉県の小中学校で始まっている男女平等教育の例を紹介しつつ、解決策を考えました。
女子中高生が約20名、4人でひとつのグループを作り、メンター役の大人がひとりつきます。 女子たちの話を聞き、将来の目標や夢、進路希望を聞いてメンターがアドバイスしたり、意見交換したり。 進路や希望の職業が決まっている子もいれば、これから考える子…
テーマはダイバーシティ・マネジメントで、育児に限らず、介護・看護に話を広げたところ、ご自身やご家族の経験をシェアする方が多く、楽しかったです。 社内に女性が少なかったり、ダイバーシティに関心がある人が少なかったりする環境でも、後ろ向きになら…
丸一日、県内10の授業研究発表をお聞きしました。小中学校で連携した取り組みも多く、出席した学校は約20。 子ども達が家庭内の家事を棚卸し、母親がやることが多い実態を把握して「もっと手伝おう」と変化したり、ランドセルの色選びを通じて、男の子と女の…
国内外7名のメディア企業上級管理職・役員や研究者、国会議員、戦略PR企業トップのお話を伺いました。 日本経済新聞社編集局キャスター長の阿部奈美さんは、日本の新聞社に女性記者が増えてきたことを、10年、20年前と比較しつつデータで解説して下さいまし…
先月末に参加した、ベトナム・フエで開かれたAPEC女性と経済・官民対話フォーラムについて書いています。 データで見る「日本のケア労働の遅れた実態」 APECで感じた「日本の常識・世界の非常識」 http://toyokeizai.net/articles/-/195224
「子育て支援を政治の真ん中に」と訴え続ける重要性http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=11370 10月4日に行われた、保育園に関する院内集会に関するレポートです。どうして少子化なのに保育園が足りないのか? 自治体はどんな取り組みをしているのか?…
特に印象的だったのは、当時起きた様々な市民運動で使われたビラや冊子、手紙、旗などの現物。たとえば、べ平連に関する展示では、小田実や鶴見俊輔の発言紹介はもちろん、戦争をやめてほしい、という中学生の詩を印刷した小さな色画用紙(6色ある)のビラが…
事前にいただいた質問と、直前10分の打ち合わせで、番組スタッフでの議論について教えていただく。性別や年齢だけでなく家族構成によっても考えが違いました、という。司会はDJの小島嵩弘さん。 そもそも男女共同参画って、あまり聞かない言葉じゃないですか…
私は保坂展人・世田谷区長と前田正子・甲南大教授(前横浜副市長)のパネルディスカッションをモデレートしました。現役保育園保護者で3児のパパ・Rさんも加わり「どうして少子化なのに待機児童が減らないの?」「保育園を増やした首長の体験談」「建設反対…