東京都庁総合政策局で研修をしました。


女性活躍についてお話したり、仕事と私生活の両立に関するケースを3本ほど用意してグループディスカッションをしたり。


ディスカッションでは、両立に伴う葛藤がある場面について「マネジメントの問題である」と指摘した方が多くいたのが印象的でした。


部下が育休や時短を取るのは当然のことで、人繰りや仕事配分を工夫するのは管理職の仕事という意識が背景にありそうです。冷静で論理的な方が多い印象を受けました。


主に女性職員を意識した内容でしたが、若手男性職員の方も参加していました。お話してみると「もともと、女性は家庭に入る方がいい、と思っていました。でも、都庁で最初に配属された部門で女性がたくさん活躍しているのを見て考えが変わりました」ということです。


仕事で最初に見る風景は大事だな…と思いました。研修の企画、準備をして下さったのは入庁数年目の方でしたが、非常によく気が付き、ジェンダー視点もあり優秀だなあと感心しました。