埼玉県嵐山町のNWEC(国立女性教育会館)で「地域における男女共同参画推進リーダー研修〈女性関連施設・地方自治体・団体〉」の講師をしました。


午前中は「男女共同参画の現在を考える」。世界経済フォーラムのグローバル・ジェンダー・ギャップ指数をもとに、政治・経済分野の現状と課題を考えました。ジェンダー専門家の大崎麻子さんがモデレーター、上智大学教授の三浦まり先生から、成立間もない政治分野における男女共同参画法の意図や背景をお聞きし、私は経済分野における女性活躍が進んでいない実状について、データをもとにお話しました。


午後は分科会。「働き方」と「男女共同参画」「地域課題の解決」をテーマに50余名の方にグループディスカッション等をしていただきました。男女共同参画の課題は、さまざまな共通点と地域ごとの文化、産業構造、人口構成由来の違いがあります。他自治体の取り組みや問題意識を交換することで、視野が開けることも多かったのでは、と思いました。男性参加者も多く、積極的に発言して下さって楽しいセッションになりました。