昭和女子大学で「地方創生と女性活躍」の講演

金沢文庫から三軒茶屋へ移動して夜は昭和女子大学現代ビジネス研究所の公開講座。「地方創生と女性活躍」について、兵庫県豊岡市、長野県、東京都豊島区の事例をお話しました。

日本全体で人口減少している中、特に地方は減少が著しく、若年層とりわけ女性が地元に戻ってこないことが大きな問題となっています。中央・地方政府は共にIターン、Uターン等を促進しており、それは良いことですが、ひとつ抜けている視点があります。

それは、若年女性流出の背景に男尊女卑文化があること。

これまで日本各地で男女平等や女性活躍をテーマに講演してきて、どこでも耳にするジェンダー規範の問題に取り組まない限り、箱やインフラを整備しても、若年女性は戻ってこない、という思いを強くしています。

特に、豊岡市長の中貝宗治さんは、この点に着目し抜本的な取り組みをしています。

人によっては触れたくない話、不都合な真実だろうと思いますが、目をそらしていたらコミュニティの存続はないでしょう。