雑誌に「日本で大人気」と書いてあったので、試してみた。


正直、味はほとんど期待していなかった。きれいな外見に惹かれてアメリカのお菓子を食べてみると、甘すぎてつらいことが多いため。


実際は食べやすくおいしいドーナツだった。雑誌記事にあった通り、口の中でとけていく感じ。


ドーナツの味以上に感心したのは接客だった。アイスコーヒーを飲みたい、と言ったらメニューにはないのに作ってくれた。レギュラーコーヒーに氷を入れれば良いので物理的には難しくないが、チェーン店でこうした要望に対応してくれることに驚いた。「フレキシブルで感心した」と言うと「お客さんに喜んでいただきたいので」と回答も完璧だ。企業理念を現場に浸透させる---といったテーマの取材で使えそうなエピソードだ。


店や担当者によって違うとは思うが、なかなか良い気分になった。


写真は店内の様子。カウンターの向こうでドーナツを作っているのが見える。