2012-02-17から1日間の記事一覧

追記3:フレキシビリティー!フレキシビリティー!

新興国では男女ともに仕事と家庭の両立への関心が高く、主婦家庭の男性も、早く帰って子どもと関わりたいと希望しています。こうしたニーズに対応するため、本書は「時間や場所、総労働時間を柔軟に、制約を取っ払うこと」を提案しています。「毎日8時間(10…

追記2:アラブに負けてるかもしれない日本

通常、新興国と言うと、ブラジル、ロシア、インド、中国を指します。本書にはアラブ首長国連邦の働く女性に関する項目があったのが、面白かったです。予想通り、女性が働きにくい文化は根強く、例えば一人暮らしの女性は部屋を借りられなかったり、出張が困…

追記1:本当に持続可能なのか?

新興国女性たちは、公務員として働くことも多いようです。安定している上、現地企業と比べて給与水準も高いためです。驚いたのはブラジル公務員の年金制度。後任の給与と同額をもらえる上、後任が昇給するとすでに退職した人の年金受給額も上がるそうです。…

多国籍企業にとって「女性問題」は社会問題ではなく、ビジネス戦略だ。

本書は、BRIC+UAE、つまりブラジル、ロシア、インド、中国、アラブ首長国連邦の拠点を持つ多国籍企業の「現地女性活用」に関するもの。 ファイザー、グーグル、シスコ・システムズ、ゴールドマン・サックスなど、有名グローバル企業の事例が豊富で説得力が…

女性労働力を制する者が新興市場を制す

Winning the War for Talent in Emerging Markets: Why Women Are the Solution作者: Sylvia Ann Hewlett,Ripa Rashid出版社/メーカー: Harvard Business Review Press発売日: 2011/08/30メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブロ…