上智大学のパープルアクションイベントでお話しました。



このイベントは、11月25日の「女性に対する暴力撤廃国際デー」と12月10日の「世界人権デー」にあわせて、同大学の男女共同参画推進室が企画・運営しています。「ソフィア・パープル・アクション(女性への暴力撤廃及び人権に関するアクション)」と名付け、パネル展示やブックフェア、トークイベントを連続して開催していました。


ソフィア・パープル・アクションに関する詳細は、上智大学男女共同参画室のウェブサイトをご覧ください。
http://www.danjokyodo-sophia.jp/news/topic_20161130_01.html


私がご協力したのは「世界と日本の女性に対する暴力について一緒に考えましょう!」と題したイベントで、上智大学出身のジェンダー専門家、大崎麻子さんや、同大学名誉教授で国連女性の地位委員会の日本代表を長年務めた目黒依子先生のNPO・Gender Actin Platformが共催したものです。


世界の女の子を取り巻く厳しい状況に関するショートフィルムを見たり、大崎さんによる国際的な潮流に関する解説に続き、私はYahoo!ニュース個人などのウェブメディアで書いてきた、性暴力と司法制度に関する問題についてお話しました。


女性に対する暴力は、男女共同参画の深刻かつ根本的な課題です。大学がこのような形で根本的な問題に関与することは大事ですし、「グローバル教育」を意識する他大学にも続いて欲しいと思います。イベントでは、同大学の男子学生によるショーとスピーチもありました。女性の人権について、若い方が正面から論じる姿に希望を感じました。