神奈川県教職員組合で「男女平等社会をめざして~私たちの働き方を考える」と題した講演をしました。


県内から数十名、小中学校の先生が集まる研修です。男性の長時間労働が家庭不在につながり、女性の家事育児負担が重くなり、男女の性別役割分担が固定化される構造についてお話しました。


学校の先生、とりわけ中学校で運動系の部活指導に携わる先生は、朝6時台に家を出て帰宅が夜11時を回るのも珍しくないそうです。質疑応答では、こうした超長時間労働の実状について「おかしい」とか「つらい」と言うことがはばかられる現場の雰囲気についても、うかがうことができました。


先生の健康や私生活の充実は、先生が接する子ども達への教育の質につながると思います。今後、先生の長時間労働問題について、各地で講演を予定しています。