2016-01-01から1年間の記事一覧

日本の社会保障給付112兆円のうち、子どもに使われるのはわずか5%です。

保育園の待機児童問題、小学校の一クラス当たり人数が多い問題、進学にあたり親の経済力格差がものを言う問題…。子どもを支える基盤をつくるための予算が十分に確保されていないことから、多くの問題が起きています。 これではいけない、と作られたのが「ニ…

日経DUALに連載記事を書きました。

「シルバー民主主義って何? 子ども優先の社会を作るには」 http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=9034 経済学者で昭和女子大学グローバルビジネス学科長の八代尚宏先生の新刊『シルバー民主主義』(中公新書)に沿って、日本の社会保障給付が高齢者に…

日教組の女性参画推進担当者会議で、研修講師をしてきました。

全国から約100名の小中高校の先生たち(組合役員)が参加。テーマは「男女平等と働き方」です。 日本の先生(小中高)はOECD平均と比べて、労働時間が週15時間長いです。その多くは校内の会議や授業準備に使われており、生徒対応ではありません。長時間労働…

今回のテーマは保育園での死亡事故です。

3月、認可外保育所でなぜ男児は亡くなったのか? http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=8842 亡くなった1歳の男の子のお母さんと、代理人の弁護士にインタビューして記事を書きました。都市部では共働き増加に保育園建設が追い付いていません。このご家…

今回は「アナと雪の女王」の主題歌”Let It Go”を聞き、日本語と英語の歌詞を読み比べました。

歌った時のエルサの気持ち、置かれた状況を想像し、グループでディスカッションをします。グループで意見を取りまとめて発表しました。中には「本当に中学生!?」と思うような深い読み解きをした方もいます。 第1回目と同じグループだったので、お互い打ち…

政府の一億総活躍国民会議の議論に基づき「ニッポン一億総活躍プラン」が閣議決定されました。こちらについて、朝日新聞のオピニオン欄でお話させていただいております。

私の発言趣旨は、以下の通りです。 1. 国のトップ主導で「女性活躍」を進めてきたことの意義 ⇒経済界が本気で女性管理職を増やす取り組みを始めた 2. 目的は経済活性化による税収維持&増加 ⇒年金・医療など社会保障を維持するために必要との発想 3. …

一般財団法人女性労働協会(http://www.jaaww.or.jp/)の評議員を拝命しました。

昭和27年に婦人少年協会として発足、働く女性の李工場と女性労働者の福祉のために活動してきた団体で、平成24年から一般財団法人になりました。ファミリーサポート運営支援など、働く女性、働く親に身近な事業を手掛けています。 会長の鹿嶋敬さんは日経新聞…

女の子のためのリーダーシップ入門講座(全4回)です。

公募で選ばれた30数名の女子中高生と、フルブライトなど、アメリカ国務省の留学プログラム同窓生が同じチームに入るのが特徴。大人はメンターとして、留学経験・社会経験を共有しながら女の子たちをサポートします。 プログラム実施はNPO法人Gender Action P…

新潟ユニゾンプラザにて「社会での『女性活躍』、家庭での『男性活躍』」をテーマにお話ししました。

女性活躍推進法の趣旨や「女性活躍」の意味(外で働くことだけが活躍なのか? 育児や地域活動などで、女性はむかしから活躍していたのではないか?)、男女が共に社会・家庭・地域で役割を果たす意義などについて、お話しました。 県内外から120人が参加され…

慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科で講演しました

同学科の「特別講義」にて「本当の女性活躍推進と男性の役割」についてお話させていただきました。 経済政策として女性活躍推進の必要や、そこで男性が果たす役割、経営の視点で女性活躍が何を意味するのか、お話いたしました。 冒頭ご紹介したのは、インテ…

社会学者の上野千鶴子先生が理事長を務めるNPO法人WAN(Women’s Action Network)のウェブサイトに記事を書きました。

WANが資金助成をした「保育園落ちた! 選挙攻略法」イベントについて、6月15日掲載の日経DUAL記事に大幅加筆しています。https://wan.or.jp/article/show/6749 保育園不足の問題は、あらためて、女性が子育てしながら働くことの難しさを浮き彫りにしました。…

第五期東京都男女平等参画審議会委員を拝命しました。

私は1993年の大学入学以来、約四半世紀、東京都民として学び、働き、子育てをしてきました。かつて世界史の授業で「都市の空気は自由にする」というフレーズを聞きました。中世ヨーロッパの封建的な農村と都市住民の自由な立場を対比させるこの言葉通り、東…

連合福岡男女平等月間学習会にて「女性活躍を応援する職場と家庭の役割」をテーマに講演させていただきました。

昨年夏に制定された「女性活躍推進法」について、そこに書かれている男女で仕事と家事・育児を分かち合うことの重要性や、仕事の効率化が必要なことなどについてお話しました。

参院選を前に、保育園と政治に関するトークイベントが開かれました。

当日の様子などを日経DUALの連載に書きました。税金の使い道を考えることは政治参加:イベント「保育園落ちた!選挙攻略法」リポート http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=8598

週末に2本の記事が掲載されました。

想像と違った!「こども食堂」の本当の意義(6月4日掲載) http://toyokeizai.net/articles/-/120355子ども食堂で考える、貧困対策で必要なこと(6月5日掲載) http://toyokeizai.net/articles/-/120356 「子どもの貧困問題」、報道が増えているため「自分も…

上智大学で開かれた「保育園落ちた! 選挙攻略法」と題したイベントに登壇しました。

二部構成になっており、第一部は、小説家で詩人の川上未映子さん、私のパネル。モデレーターは政治学者で上智大教授の三浦まり先生。第二部は現職国会議員(民進党の山尾しおり議員と共産党の田村智子議員)が登壇して参加者から寄せられた質問に答えました…

6月号特集「自治体の子ども政策・女性政策」のなかで「女性活躍と自治体の役割」をテーマに書きました。

大都市では保育園や幼稚園の預かり保育機能、中小都市や山間部ではしごとの創出が課題であることを記し、政府機関や民間企業の先進的な取り組みも紹介しています。

子どもの虐待防止のため、24時間365日受け入れる一時保護施設があります。

栃木県日光市のNPO法人だいじょうぶ理事長・畠山由美さんの活動をご紹介しました。 http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=8389 畠山さんは3人のお子さんを育てながら仕事を続け、お子さんが自立した後は里親として、被虐待児に向き合っています。こうい…

Google執行役員・仲條亮子(なかじょう・あきこ)さんの人物記事を書きました。

田舎町で育った少女が世界へ飛び出したきっかけ http://woman.president.jp/articles/-/1334仲條さんの経歴は絵に描いたような立派なものです。でも、取材前にそういう「キラキラした面」に焦点を当てたくないというご本人のご希望をうかがっていました。昨…

Yahoo!ニュース個人に映画「月光」の試写を見た感想などを書きました。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/jiburenge/20160508-00057435/性暴力を扱った作品で、フィクションですが、被害者の心情や行動がリアルに描かれています。監督に企画の趣旨を、この問題に詳しい弁護士の見方を加えています。

私自身はまったく「ちゃんとしてない」のに「CHANTO」に載っています。テーマは「仕事辞めたい病どう乗り越える?」。

会社員時代に2人産んで復帰を経験したので「辞めたい病」はすごーくよく分かります。特に可愛い盛りの2歳児頃は「もう1回育休取りたいなー」と毎日ぼんやり考えていました。会社員としては異常なほど時間の自由がきき好きなことができる職種でも、こんなこと…

女性が働きやすい職場をテーマにお話させていただきました。

労働人口が減少していく中、能力とやる気のある人が性別年齢問わずに活躍できるようにする必要があります。企業は評価の仕組みを変える必要があります。女性自身はあまり遠慮しすぎず、仕事を続けるために必要なことについて、上司に率直に相談すると良いよ…

自民党本部で開かれた待機児童対策会議に出席しました。

座長の木村弥生議員をはじめ、稲田朋美政調会長、田村憲久元厚生労働大臣など自民党の国会議員が約20名出席していました。私は幹事役として、保育園待機を経験した友人数名、保育事故に詳しい弁護士や、この問題に関心を持ち発信を続けている男性のインフル…

保育園不足と待機児童問題について、「アベマプライム」に出演してお話しました。

都市部では年々、保育園に入りにくくなっていること、保育園建設に地元住民が反対する問題など、20分ほど放送されたと思います。自民党の片山さつき議員が中継で出演、スタジオとのやり取りもありました。片山議員からは1億総活躍と言った以上、働きたい人が…

「子どもの有無関係なく、女性が生きづらいのはなぜ?」と題した記事を書きました。

20〜50代の女性65人の声を集めたサイト”VOICE”制作チームの大澤祥子さんにインタビューしています。http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=8252 記事を読んだ、北海道の働く女性から感想メールをいただきました。同じ悩みや課題を持つ女性がつながれると…

今月から施行された女性活躍推進法について、共同通信の取材にお答えしました。

静岡新聞、岩手日報、千葉日報、愛媛新聞、宮崎日日新聞、山口新聞、大分合同新聞、埼玉新聞、南日本新聞(鹿児島)、福井新聞、熊本日日新聞に掲載されています。

今月から施行された「女性活躍推進法」と「女性の活躍推進企業データベース」について記しています。

http://news.mynavi.jp/series/toshima/040/ 企業が女性活躍の度合いを公表するようになるなんて、20年前に就職活動していた時には予想もしませんでした。これから就職・転職する方はせっかくある情報を活用してほしいです。

新刊『節約する人に貧しい人はいない』の紹介と著者から25歳女性へのメッセージです。

http://news.mynavi.jp/series/toshima/039/著者の中川淳一郎さんは、大学卒業後、大手広告代理店を経て独立。ネットニュース編集者として活躍しています。本には詳しい節約術に加え、自分の価値観に従って「ありのままで」生きることの大切さが書かれていま…

人材大手のリクルート社が、働きながら育児することを応援するiction!(イクション)と名付けたプロジェクトを行っています。

すでに、時短のママを派遣するなど、事業を通じた取り組みがあります。この日「子育てしながら働きやすい社会を共に、創る」をテーマにしたiction!フォーラムが開かれ、私も実行委員&パネルディスカッションの司会として登壇しました。 プログラムは盛りだ…

メディア戦略、コンテンツビジネス特集に載っています。

テーマは「編集者不在のメディアプラットフォームの行方」。Yahoo!ニュース個人やnoteなど編集者がいないプラットフォームが注目を集めています。書き手を多く集める要因は経済的なもの。広告料金の筆者への分配率が高かったり、コンテンツの販売売り上げを…