岡山県の教職員組合で講演しました。



テーマは神奈川県と同様、働き方と男女平等です。岡山県では最近、小中学校の先生の労働時間を調べたところ、あらためて、長時間労働の実態が明らかになったそうです。


県教組のウェブサイトを見ると、中学校の先生は半分近くが月80時間以上、残業をしています。




講演後はグループワークをしました。「理想、表向き、実際の勤務時間」を書き込み、何が原因で長時間労働になっているか、考えていただきました。市が主催するスポーツ大会の会場校として休日出勤して代休を取れない、学校外で起きた子ども同士のトラブルを全て学校で解決するよう期待される、といった具合に、先生の仕事が増えている実状が理解できました。


一方、予算カットのため、先生の数は減らされる傾向にあると言い、これは保護者の立場から見ても問題が大きい、と思いました。


父の出身ということもあり、岡山県には思い入れがあります。こういう形でお役に立てて嬉しかったですし、今後も先生たちの労働環境について、一緒に考えたり改善提案をしていきたいと思っています。


子ども達は控室で、子育て支援NPOの方に遊んでいただき大満足。安心して仕事ができ、とてもありがたかったです。