主催は一橋大学キャリアデザイン委員会という学生団体。


テーマはワークライフバランスで、主な参加者は2年生。私と30代の商社マン(ともに一橋卒業生)がお話しました。


グループで話したのが面白かったです。結婚したら主婦になると思っている人も、子どもはいるかどうか分からない人も。それぞれに理由を聞くと、根っこの問題は同じで「男性の考え方」。


ある女子学生は「最近初めて、女性も働き続けたほうがいい、と言う男子に会いました。その人と付き合っているわけではないけれど、そういうこともできるんだ、と思った」。私の学生時代から20年経っているとは思えないのですが、これが現実?


別の女子学生は「女性が働いてもいいけれど、収入が自分より多いとか、自分のほうが家事や育児を多くやるのは嫌だ、という男子の意見を聞いた」と言います。


インターネットで企業情報もいろいろ知っている彼女達。ただ、一部は古いイメージも残っていたようです。「商社では、総合職の男性と事務職の女性が結婚することが多いから、総合職女性は居心地が悪いって本当ですか?」という質問に「それは、バブル世代の人の話ですよ!」と、即、否定の返事があり、時代の変化を感じました。


話していて、親や男友達など、周囲の影響が大きいなと思います。