伊勢志摩観光&予習の読書

 三重県津市で働いている友人を訪ねて週末の旅行。的矢湾を見下ろすお店で牡蠣を食べました。生やフライはもちろん、思いつく限り様々な料理方法で牡蠣づくし。的矢湾はとても切れ込みが深く、ぱっと見ると川みたいですが、左上に海が広がっています。

 食事の後は伊勢神宮へ。予習に読んだ「伊勢物語」は在原業平のお話で、何が伊勢なのか上巻の終わりまで分かりませんでした。題名がついた理由を知った上で伊勢神宮の内宮周りを歩くと、こんなに広いところで、どうやって密会したのだろう…と思いました。

 業平は「モテ男」の設定ですが、文章が淡泊なためか光源氏のように相手を怨念の塊にしてしまうことがない博愛主義者という感じ。色々な恋愛、夫婦関係が描かれており、男女ともに誠意がある人も軽薄な人も描かれていて面白かったです。


浮気女性も淡々と描かれていて面白かったです。