函館観光・摩周丸

 先週末の函館出張、いろいろ見た中でも面白かったのが、青函連絡船の最終便を展示した摩周丸です。経済産業省認定「近代化遺産」らしく、明治おわりから昭和いっぱいまで、人とものを運び活躍した記録には、日本が頑張って政治経済の近代化、発展をはかった時代を想起します。

 「マリンガール」という時代を感じる名称や(この服を着て写真を撮れるコーナーもあります)、モールス信号に挑戦するゲーム(誰もいないので、子どもが何度も挑戦。かなり楽しい)、船の操縦室で色々なものを触れたりして楽しみました。日本機械学会認定「機械遺産」でもあります。
 青函連絡船が最大人数を運んだのが1973年であり、4年後に「津軽海峡冬景色」がリリースされた流れや、摩周丸が最終便として運行したのが昭和最後の年であったこと等、昭和生まれにはしみじみする出来事がたくさんしるされています。