日曜日は1日、公園で遊んだ。


水が大好き、でもプールはまだちょっと早い・・・1歳4カ月弱の息子にぴったりの遊び場を夫が見つけてきた。音無親水公園。地下鉄利用、ドアツードアで30分弱。


水着姿で遊ぶ子どもたちを見て、息子は大興奮。ひざくらいの深さの水の中を歩いたり、ばしゃばしゃやったり、滝を見たり、水の中に座り込んだり。ふだん保育園では、大きなたらいにぬるま湯を入れて水遊びをさせてもらっている。保育士の先生いわく「いつも最初に入って、最後まで遊んでいます」。なるほど、こういう感じなのか、と思いながら見守る。


そろそろ帰ろうかと思って、タオルでくるむと「もっと遊ばせろ!」と体を反らして大抗議。根負けして、さらに5分ほど遊ぶ。


次は近くの飛鳥山公園へ。ここは広くておどろきました。巨大なすべり台。等身大のゾウの模型に取り付けられたすべり台、乳児向けすべり台(アメリカの郊外なら自宅庭にありそうなやつ)、ジャングルジム、ぶらんこ数種類・・・。


就学前くらいの子どもが男女入り混じって、駆け回っていた。


しばらく遊んでいて気づいたのは、誰も、携帯ゲームやおもちゃを持ってきていないこと。うちの近所にもいくつか公園がありますが、子どもたちは大抵、ゲームをやっている。「せっかく、外で遊んでるのに、ゲームか…」と思う自分が年をとったことを感じるが、まあ、仕方ない。


ではなぜ、飛鳥山公園の子どもたちはゲームをしていないのか?


たぶん、公園がものすごく広くて思い切り体を動かせるからでしょうね。スペースをけちっていないから、思う存分走り回れる。遊具もいろんな年齢の子が遊べるものが揃っているし。あの巨大なすべり台、小学生時代に見たら私も興奮したはず。


子どもに何かをさせたくなかったら、禁止するより、もっと面白いものを用意してあげるのがよさそうだ。


それからもうひとつ。子どもを公園に連れて来る親の態度も重要かもしれない。小さな子どもを散歩させたり遊ばせている親が、子どもそっちのけで携帯の画面を熱心に見ていることがある。メールやゲームをしている親を見ると、育児に飽きてるのかなと、ちょっと悲しくなるのだが、飛鳥山公園にはそういう親がいなかったから、子どもも楽しく遊んでいたのかもしれませんね。