石垣市立図書館


ベッセルホテルから近かったので、立ち寄ってみました。シーサー付の赤い屋根が洒落ています。子どもコーナーがとても充実していて、畳敷きのスペース、板張りのスペース、それぞれ10畳〜20畳大くらいでゆったり本を読めます。小学生が宿題をするスペースはまた別にあるので、未就学児が紙芝居を読んでもらったり、絵本を積み上げて眺めていても邪魔にされません。


都心部では、全ての土地がマネタイズされているため、図書館も狭くなりがち。かつて、子連れで地元の図書館に行ったものの、全く落ち着かなかった記憶があるので、こういうスペースは本当にうらやましいです。息子が好きなライオン関連の絵本に見入っている間、私は沖縄戦コーナーで見つけた「海に沈んだ対馬丸」(岩波ジュニア文庫)を読みました。生き残った方のひとりが、「為政者はいつの時代も勝手なことを言うけれど、何が正しいか見抜く力をつけるのは教育です」と話していたのが印象的でした。