乳腺炎になった。


月曜夜7時頃、発熱。測ると37℃台ですぐにベッドへ。半袖Tシャツの上に長袖シャツ、さらにフリースを着て毛布と厚手の布団をかけるが、寒気がする。1時間半寝て起きたら38℃台後半に上がっていた。


産院でもらった妊娠・出産・育児に関するテキストにある乳腺炎の症状に当てはまる。夫が買ってきてくれた保冷剤で胸と頭を冷やしながらひたすら寝る。左胸が打撲後のように痛み、熱が39℃近くまで上がって頭が朦朧とする。


翌日になっても熱が下がらないので病院へ行くと、幸い軽症。「母乳の出もいいし、しっかり飲ませていれば自然に治ります。明日には熱が下がりますよ」と助産師の方が言う。


食べ物には気をつけて、野菜と魚中心にしていたから、原因は飲み残しだろう。思い当たるのは夜、寝る前にミルクをあげていたことだ。腹持ちが良く、ぐっすり4〜5時間眠ってくれるのがありがたく、ここ数日は「昼間母乳、寝る前ミルクたくさん」にしていた。夜中に何度も起きるのは疲れるが、実は授乳は子供のためというより私のために必要だったのだ。


ラクをしようとしてバチが当たったんだなーと思い、反省してひたすら母乳をあげる。1〜3時間おきに泣いたら授乳を繰り返すうちに体調は回復。生んだ後も子供と体でつながっていることを感じた。一番可哀想だったのは夫で、私の発熱のせいで海外出張をキャンセルした。