毎日新聞記事でコメントしました。


元「うたのおにいさん」新曲
歌詞炎上「母親に我慢強いる」 作詞ののぶみさんは「喜び、誇り描いた」
https://mainichi.jp/articles/20180207/mog/00m/040/002000c


母親ひとりで頑張っている様子を描いて炎上するコンテンツが後をたちません。背景に「リアルをそのまま切り取ればいい」という作り手の発想があるように思います。表現物の長さに限りがある以上「どこからどこまでを、いかなる角度で切り取るか」、作り手の価値観が反映されます。問われているのは、まさに、その価値観である…といった話をしています。


ところで、この作詞家のぶみさんが描いた絵本「ママがおばけになっちゃった」、うちにもあります。子どものお気に入り。絵本で描かれる(事故で亡くなっておばけになった)ママは結構、いいかげんです。そういうママもいるわけです。