東京都主税局で研修講師をしてきました。


参加者は子育て中の女性職員の方々25名ほど。私がお話して、大先輩の男性職員のお話、管理職女性複数の体験談+悩み相談のグループワーク。


「ライフ」ワーク・バランスというだけあって、私生活の話題も充実していました。育休中から大学生まで、お子さんの年齢はいろいろ。「受験はどのタイミングでするか?」「保活や学童探しの大変さ」「自分の時間をどう確保するか」「夫はどのくらい家事育児をするか」「昇進したいか」「躊躇するのはなぜ?」など、具体的なお話が多くて面白かったです。


元部長(現在は関連会社の社長。男性)さんが「現在、家事を9割やっている」と当たり前のこととして話していました。参加した女性もいろいろで、家事は「夫が半分以上やっている」人もいれば「夫を褒めるより子どもにやらせる方が早い」という人まで多様でした。


研修を企画した女性管理職は、ご自身が仕事復帰してすぐ、思うように働けず肩身の狭い思いをしたそうです。上司に「今ではなくて、いつか恩返しすればいい」と言われて心が軽くなったとか。そして、お子さんがある程度大きくなった頃、女性管理職同士で相談して後輩女性のために研修を企画したと話してくれました。


先輩から後輩へ、支援が連鎖しているのが素晴らしいです。