一橋MBAでジェンダーの講義

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「自分が担当者だったらどうするか?」、様々な事例について考えていただきました(撮影は本講義を担当する松井剛先生)

 夜は神田の一橋MBAマーケティングの講義でジェンダーの話をしました。会社などで働きながら通う人が多いので、実践的な内容として、炎上CMについては「自分に決裁権があったら、どこをどう変えるか」「部下から提案されたら、どんな風に差し戻すか」等を議論しました。

 CMのジェンダー炎上においては「男らしさ」「女らしさ」に関する「決めつけ」が問題視されることが多いです。受講生は「男だから泣くな」「男だからきちんと稼ぐべき」と言われた経験を持つ人が多く、あまり抵抗感を覚えていない様子だったのが、印象に残っています。

 ジェンダー規範を「いやだ」と思う人もいれば「そういうもの」と思う人もいて、後者の声は可視化されにくいため、私にも学びが多い時間でした。