千葉市男女共同参画センターでメディアとジェンダーに関するパネルディスカッションのモデレータ兼パネリスト。
フェリス女学院大学の諸橋泰樹先生、城西大学の山口理恵子先生とご一緒しました。
諸橋先生は、大手新聞に現れた男性・女性表象のステレオタイプ表現のデータや、自治体PR動画の問題点を解説。
山口先生はスポーツ報道のジェンダーバイアスについて、国内外の新聞、テレビなどの事例をもとにお話。
女性アスリートの表象には選手としての技能と無関係な容姿や家族に関する枕詞がついてまわることを目の当たりにして驚きました。問題は米豪加でも見られる、と。
オリンピックについては放送権の高騰によりジェンダーステレオタイプ表現が増えている悩ましい状況がある一方、IOCは"PORTRAYAL GUIDELINES FOR GENDER BALANCED REPRESENTATION"というガイドラインも出している。
https://stillmed.olympic.org/…/Guide-Genders-Balanced-Repre…
日本のスポーツ報道が今のまま2020東京五輪を迎えると、国際的にみて恥ずかしいことになる、というお話でした。
山口先生の話は、各社のスポーツ担当記者の方に是非聞いてほしいです。