日経DUAL連載の最新記事は、しんぐるまざあず・フォーラム理事長の赤石千衣子さんインタビューです。


DUALは共働き家庭向けのメディア。赤石さんには「共働きとひとり親家庭が共通して目指したいこと」をテーマにお話をうかがいました。


根っこにあるのは、いわゆるワーク・ライフ・バランスの問題です。ただし、この言葉を使ってしまうと、やや問題の深刻さが伝わらない気もします。


子どもを育てながら働くシングルマザーが、日中、子どもが保育園などに行っている時間に働こうとすると、パートが多くなるという事実は、働く親の多くが納得できることでしょう。


赤石さんのオフィスにはお米がたくさんありました。「食べるものがなくて困っている」という相談を受けると、緊急時の対応としてお米を送ることもあるそうです。「シングルマザーが生きやすい社会はみんなが生きやすい」という赤石さんの言葉。そして、いつか再び大震災が起きたら、子どもを持つ親が積極的に避難所運営に関わって欲しい、というアドバイスを、しっかり受け止めたいと思いました。