都議会セクハラ野次とその後の動きについて、The Japan Timesに書きました。


問題の概要、change.orgのネット署名、そこから派生した参院会館でのワークショップ、そこで出た論点に加え、今後、私たちがやるべきことについて書きました。


1つ目は、女性が世代を超えて一緒に考えたり行動すること。若い世代は60代以上のフェミニストを「怖い」と敬遠しがちですが、女性が直面する課題のほとんどは、半世紀前にフェミニストが語り尽くしているわけで、歴史から学ばないと同じ問題が繰り返し起きます。


2つ目は、世の中を変えていく際、味方は多いほどいいので、まともな男性をちゃんと巻き込む、ということ。女性だから、とちやほやする男性ではなく、実力主義の結果、女性を差別するのはおかしいでしょ、という発想の男性の方が、一見厳しいけれど「実は分かっている」ことも多いと思います。


本件をきっかけに、日本の遅れた面がたくさん海外に発信されましたが、日本女性は言われっぱなしの人ばかりじゃないし、男性もダメな人ばかりでないことを、英語で伝えられてよかったです。このテーマはあともう1本くらい記事が出る予定です。